21)日本的な非論理性、けじめのなさ、情緒性。
22)日本近代が背負った「西洋化」(中略)いまだ存在しないものへの崇拝の感情に発しているから、あらゆる既存価値に敵意をいだき、生れぬ先の未成価値を先取りして考える。(中略)いっそうモダンであるべく過去を否定する空しい残り火を苛立たしげにかき立てていかなければならなくなるのである。
23)ヨーロッパ人は無知や無学を少しも怖れていないのではないか。
24)物を知らぬより知っている方が良いことかもしれない。しかし、知っているからといって、知識がそのまま生活の知恵になるわけでない。博識はときに人間を馬鹿にする。
25)余計な机上の学問より、職業に必要な技術を錬磨し、その道にかけての熟練者となることの方がよほど重要で、価値があるということをドイツの民衆のひとりびとりが知っているのではないか。
出展 全集第一巻ヨーロッパ像の転換
21) P118下段
22) P119上下段
23) P124上段
24) P124下段
25) P124下段
日本文化チャンネル桜出演のお知らせ
二週つづけてこの討論番組に出るのはテーマが緊急だからです。5月にはこのテーマのシンポジウムも計画しています。
番組名 :闘論!倒論!討論!2014
テーマ :亡国への道か?「移民大量受入」と日本(仮)
放送予定日 :平成26年4月12日(土曜日)20:00~23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル)
インターネット放送So-TV(http://www.so-tv.jp/)
「Tou Tube」「ニコニコチャンネル」オフィシャルサイト
パネリスト :50音順敬称略
有本 香 (ジャーナリスト)
小野寺まさる (北海道議会議員)
河合雅司 (産経新聞論説委員)
関岡英之 (ノンフィクション作家)
西尾幹二(評論家)
坂東忠信(元刑事・一般社団法人全国犯罪啓蒙推進機構理事)
三橋貴明(経世論研究所所長・中小企業診断士)
司会:水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)