第16巻 沈黙する歴史
◆世界戦争を悲劇的にしたリンカーンの正義の戦争観
◆米国は日本攻略を策定していた
◆焚書、このGHQの思想的犯罪
◆全千島列島が日本領
歴史には沈黙している部分がある。沈黙しつつ声を発している。簡単には言葉にならないが、外から言葉を与えられると不服従を示す。敗者にも正義の思いがある。先の大戦の歴史は日本人にとって自尊心の試練の物語である。
第17巻 歴史教科書問題集成
◆ついに証明された日韓政治決着の悪質さ
◆売国官庁外務省の検定不合格工作事件
◆公立図書館の焚書事件、最高裁で勝訴
◆受験生が裁判所に訴え出た大学入試センター試験日本史の問題
著者は「新しい歴史教科書をつくる会」の初代会長として中国韓国、外務省、左翼テロ集団の妨害工作と戦い、教科書記述から採択まで運動を牽引した。その全発言を集成。「つくる会」の目指したのは常識の確立にすぎないと語る。
第18巻 決定版 国民の歴史
◆大型付録二、参考文献一覧ほか
日本の歴史は中国や西洋から見た世界史の中ではなく、どこまでも日本から見た世界史の中に位置づけられた日本史でなくてはいけない。その信念から書かれた日本通史の試みで、72万部のベストセラーとなった。
第19巻 日本の根本問題
◆歴史と自然、歴史と科学、言語と神話
◆皇太子さまに敢えて御忠言申し上げます
古代日本人の霊魂観を縄文の森の生態系の中に求める著者は、古代史の扱い方への疑問や危機に立つ神話を論じ、現代の皇室の苦悩と困難についても発言してきた。憲法前文私案、憲法をめぐる参議院での意見陳述等を付す。
第20巻 江戸のダイナミズム
◆本居宣長が言挙げした日本人のおおらかな魂
◆中国神話世界への異なる姿勢
―新井白石と荻生徂徠
◆転回点としての孔子とソクラテス
地球上で歴史意識を有するのは地中海域、支那大陸、日本列島の三つで、西洋古典文献学、清朝考証学、江戸の儒学・国学は、古代を近代に取り戻す言語文化ルネサンスで、古い神の廃絶と新しい神の創造を目指す精神運動だった。
第21巻 真贋の洞察
◆自由の涯には破壊しかない
◆日米軍事同盟と米中経済同盟の衝突
◆中国の米国化、米国の中国化
◆日米は中国に阿片戦争を仕掛けた?
保守は人間の生き方であって概念ではない。政治的な左右の対立にも関係がない。ニューヨーク同時多発テロから中国の台頭、世界の金融危機、グローバリズム、揺らぐ主権国家の中で何が真贋か、迷いを絶つ道を説く。
第22巻 日本人のスピリットの復活
◆天皇と原爆
◆戦争史観の転換―五百年史試論
米国に封印されている日本はこのままいけば「戦後百年」というおかしなことになる。平和と繁栄の中で少子化、親子殺人、格差増大、内向きの政治外交力の低迷が続く。先の大戦は「宗教戦争」であったという認識の修正が必要だ。
以下の文字が小さいため、以上の内容見本を掲示しました。