九段下会議の歩みと展望(一)

お知らせ

つくる会のホームページでは、文部科学省の許可を受けて、教科書採択の透明化の一環として教科書の一部を公開しています。(約100ページ)

 なお、市販本については、現在扶桑社が諸手続きをしているところであり、時期については未定です。

《テレビ出演》 
TVタックル「靖国問題を徹底討論する」(仮題)
7月11日(月)21時~22時テレビ朝日

《講演》
 「これでよいのか!日本の姿勢」
7月9日(土)午後2時~4時30分
鎌倉市 鶴岡八幡宮境内 直会殿
(JR鎌倉駅下車 徒歩10分、Tel 0467-22-0315)
参加費:  ¥1000
主 催: 教育を考える湘南地区連合会・鎌倉市の学校教育を考える会
      教科書を良くする神奈川県民の会
代表連絡先: Tel 0467-43-2895(木上)

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 九段下会議の歩みと展望(一)

 九段下会議は『Voice』(平成16年3月号)に提言を掲げたのを機に、各界に幅広くよびかけ、協賛の原稿を募集して約50人のメンバーを選定して、民間審議会としてスタートさせていただいたのはご報告ずみである。

 当「日録」の書き込み者の中からも10人近くが参加しているが、ハンドルネームでそれがどなたであるかは明示していない。

 まず一年の歩みを以下に表示する。

平成15年5月29日 九段下会議「第一回会合」
(代表西尾幹二・中西輝政)
安倍晋三・中川昭一両議員出席
           以後、毎月1回のペースで研究会を開催

平成16年 3月 1日 提言「国家解体阻止宣言」を『Voice』3月号に発表
     
5月 1日 同「宣言」をパンフレットにして広く頒布活動開始
    
7月26日 第一回「オープンフォーラム」
             賛同者に呼びかけ約50名が結集。
             民間審議会を作り、外交防衛、ジェンダーフリーと少子化問題の
             二つの部会で研究を続けることえ決定。
             安倍晋三・衛藤晟一・山谷えり子、城内実議員が出席
     
       9月24日 第一回「外交防衛問題部会」
             講師・平松茂雄杏林大学教授・・・中国の海洋覇権戦略
     
       9月27日 第一回「ジェンダーと少子化問題部会」
             講師・野牧雅子公立中学教諭・・・「過激性教育」の実態

      10月27日 第二回「外交防衛問題部会」
             講師・亀井浩太郎元陸将補・・・「南西」脅威論について

      11月24日 第二回「ジェンダーと少子化問題部会」
             講師・米田建三前内閣府副大臣・・内閣府官僚との戦い

      12月14日 第三回「外交防衛問題部会」
             講師・山内敏秀前防衛大学校教授・・・中国潜水艦の脅威

平成17年1月25日 第三回「ジェンダーと少子化問題部会」
            講師・西尾幹二・八木秀次・・・『新・国民の油断』の内容

      2月25日  第四回「ジェンダーと少子化問題部会」
             講師・光原正元郵政官僚・・・国連とフェミニズム

      3月25日 第四回「外交防衛問題部会」
             講師・吉野準元警視総監・・・情報国家のすすめ
 
      4月25日 第五回「外交防衛問題部会」
             講師・太田文雄前防衛庁情報本部長・・・情報と国家戦略

      5月25日 第六回「外交防衛問題部会」
             講師・馬渕陸夫前キューバ大使・・・日本外交の緊急課題

       7月1日 二部会・合同会合

 ※「九段下会議」の活動の一環として国会議員との共同研究会「情報国家構想」
  研究会を6月15日に発足、内容は以下の通り。

 代表 西尾幹二・衛藤晟一(衆議院議員・厚生労働副大臣)
 座長 中西輝政

 第一回研究会  講師・中西輝政
 第二回研究会  講師・菅沼光弘(元公安調査庁第二部長)

 メンバーを「外交防衛問題部会」と「ジェンダーと少子化問題部会」との二つに分け、前者は日本政策研究センター主催のシンポジウムに、後者は『新・国民の油断』の出版にそれぞれ成果として結実し、各々が一つの結節点となった。

 次いで、九段下会議から独立した「情報国家構想研究会」が起ち上がり、現在17人の衆参両院の議員を入れた勉強会が開始された。ここには九段下会議のメンバーは一、二を除いて参加していない。

 7月1日に一年目を迎えた九段下会議で、今後どうするかを含めた相談会がもたれ、冒頭約30分、私が中国の新しい現実を踏まえたうえ、米中のはざまに立つ日本の問題点について、スピーチをした。以下にその内容を公表する。

 尚、会議の一年を振り返り、会場を提供し事務局を運営して下さった伊藤哲夫日本政策研究センター所長が事実上の会の中心であったことをお伝えし、御礼申し上げる。

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 丁度一年経つのでしょうか。われわれは、二つの部会に分けて、「防衛、外交」とそれから「ジェンダー、教育問題、少子化」、つまり外と内というふうに二つの部会に分けて会の運営を始めたのですが、現実にはくっきり分かれたわけではありません。また、テーマそれ自体も最初に二つずつ別個に上ってきたのではなくて、内的にからみ合って一体になっているものでした。便宜上、外交と内政とに分けてみただけです。

 われわれは現実に具体化した何かの結論を出したいと考え、ただ観念的に討議をしているだけではだめだという気持が非常にあった。そういう気持で始めた会議でした。

 第一歩として、成果が一つだけあがっているわけです。ここにおられる皆様に全員参加していただいたわけにはいかなかったのですが、たった今申し上げた通り、「情報国家構想研究会」というのを外部で立ち上げることに成功しました。これにはこちらにおいでの飯田耕作様の、御資金の援助がございまして、可能になりました。おかげさまで有難うございました。

 まだ始まったばかりで、まず最初は情報国家の実態、インテリジェンスの国際比較を研究にしている中西輝政さんの話をみんなが聞くということで、主として自民党の若手の、自発的でしかも主体性のある議員の皆さんにおでましいただいて、熱心で約10数名のメンバーが集って、その人たちに話しを聞いてもらうという、そして討議を深めていくということで、少しでも実行の世界に移していくということが目的でしたから、ここの会からはインテリジェンスのことを専門に勉強している柏原竜一さんが一人、参加されています。中西先生と私の両方の関係者でもあるので、そういうことでお願いしておりまして、他はご参加いただけないということで、申し訳ないんですけれども、会場も外部ですし、またご希望があれば別途考えます。別に閉ざしているわけでは全くないので、そのことは個別に考えていきたいと思います。

 ですが、観念論を展開するだけではなくて、さっき申し上げた通り、一歩でもとにかく何か現実化したいというのが我々の気持でした。まず第一部会の方面の、外交防衛の問題を展開していくうちに、どうしても情報国家、インテリジェンスの問題が重要だということに自然になってきまして、この会の中から、それなら、専門特化の勉強をすべきだということで、しかもそれを、我々だけが研究するのではだめで、志ある政治家を仲間にしていかなくてはいけない、ということから、そういう方向が一つだけでも実現したのだということを、ご了解いただきたいと思います。

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