「脱原発こそ国家永続の道」について

 原発事故から心が離れない。私は事故直後にすぐ判断した。日本の将来のことを考えて「脱原発」こそ目指すべき方向である、と。産経コラム正論(3月30日付)にも、『WiLL』6月号の拙稿「原子力安全・保安院の『未必の故意』」にもそう書いたし、4月14日のチャンネル桜の討論会では福島の学童集団疎開さえ提言した。

 福島第一原発の情勢の悪化を今も非常に心配している。狭い国土における「内部被曝」は人体におけると同様に始末に負えない。それに使用済核燃料の最終処理の見通しの立たない原発は、われわれが子孫に伝えるべき美しい国土を永久に汚辱し侵害するおそれがあると考えられる。私は「守る」とは何か、をしきりに考察した。派遣されたアメリカの大艦隊、「ともだち作戦」の真意と現実、東アジアにおける日本の陥った危ういポジションをどう考えるかも、問題として一体化している。

 こうしたすべての点を踏まえて『WiLL』7月号(5月26日発売号)に「脱原発こそ国家永続の道」(12ページ立ての評論)を発表する。ネットの読者には申し訳ないが、今のこの時点での私の考え方を集約した論考はこれになるので、ご一読たまわりたい。また5月26日より以後に、同論文へのコメントを今日のここに投稿していたゞけるとありがたい。

 事故直後から私は「脱原発」を唱え始めたと書いたが、私を取り巻く言論空間は必ずしも私と同じではなかったし、今も同じではない。あるいは無言と沈黙がつづいている。産経新聞は原発支持であり、『文藝春秋』と『正論』は態度を示さないし、『WiLL』6月号も雑誌として「脱原発」の声は上げていなかった。代りに『世界』がよく売れ、増刷に増刷を重ねていると聞く。

 事故以前にすでにあったイデオロギーの対立が事故以後に引きつづき持ち越されていることは明らかだが、資源エネルギー問題などをイデオロギーに捉えられて考えるべきではない。できるだけ感情的にならずに合理的に、クールに考察を進める必要がある。人は体験から学ぶべきものである。これほどの大事故が起こった以上、心が震えない人はおかしい。今までのいきさつに囚われていてよいかどうか、原発について漠然と抱いていた固定観念をいったん白紙に戻す謙虚さが求められている。

 けれども保守系の言論界を見る限り、歯切れが悪い。原発は現代の産業維持に不可欠の存在と思い定めていて、梃子でもそこから動かない。もとより私とて原発は明日すぐに全廃することはできず、上手に稼動させ少しづつ減らしていく以外にないと考えている。しかし原発の新規増設はいずれにしてももう望めまい。望みたくても国民が許さない。

 いろいろな「悪」がこれから白日の下に曝されるようになるだろう。お金を積んで説得した地域対策費、すでに巨額にのぼり今後さらにどれくらいの額になるかも分らない廃棄物処理コスト、政治家やマスコミにばらまかれたこれまでの反論封じ込め費――これらが次々と暴かれるであろう。また暴かれる必要がある。

 原子力安全委員会委員長に斑目という人物がいる。You Tubeで彼の発言を聞いて、その余りにあけすけな卑劣さに、私は腰を抜かさんばかりに驚き、にわかに信じられなかった。彼は廃棄物の最後の捨て場を引き受けてくれる自治体はあるのかという質問に答えて、「お金ですよ。最後はお金です。ダメといわれたら二倍にすればよい。それでもダメなら、結局はお金ですから、五倍にして、否という人はひとりもいません。」

 巨悪ということばがあるが、巨大なものはどうしてもグロテスクになる。電力会社は日本経済の高度成長を支えるうえで決定的役割を果してきたが、度が過ぎると、自己抑制のコントロールを失う。台所の「オール電化」の叫び声がわが家の戸口にも襲来し、東京ガスを一気に追い払おうとしていた。東京電力のキャンペーンのしつこさは事故のほんの少し前まであった目立つ出来事だった。すべてはやり過ぎなのである。原子力発電が無限の利益もたらすという幻想に今度歯止めがかかったのは良いことだった。

 国民は健全な常識があり、賢明である。おかしいのはいつの時代にも知識人である。昔は左の知識人が常識を踏み外していたが、今はどうであろう。保守系の知識人や言論紙が少しおかしいのではないか。今日(5月20日)の産経の社説は、いま徹底的に批判されるべき(東電以上に批判されてしかるべき)原子力安全・保安院をしきりに擁護しているのには驚いた。

 菅総理を批判するのは今は誰にでも簡単にできる。民主党がダメなことは今では高校生でも弁じることができる。中国の悪口ももうそろそろ底をついた。こういう方向のこと、安易なことだけを元気よく語りつづけてきた有名な誰彼の教授、評論家、女性ジャーナリスト諸氏をみていると、原発の是非についてはなぜか固く口を噤んでいるのがかえって異様で、目立つのである。

 保守の論客たちは心を閉ざしている。何かに怯えて見て見ない振りをしている。原発事故の大きな悲劇と不安に対し、人間としての素直で自然な感情で対応しようとしていない。私は過日ソフトバンクの孫正義社長の講演をUstreamで聴いたが、さすが噂にきく大きな人物だけのことはある。真剣に考えていることはすぐ分った。国民の一人として心が震えていた。私は孫という人をこれまで誤解していた。皆さんもぜひ講演を聴いてご覧なさい。

 名だたる保守系知識人、名誉教授や有名な論客がたまたま一堂に会したシンポジウムがあったそうで、四月の末か五月の初めらしいが、「原発は必要だ、一度ぐらいの失敗でオタオタしてはいけない」の大合唱になり、会場で聴いていた人から私に連絡があった。「先生、僕は保守派が嫌いになりました。まるっきり反省がないんです。有名なK先生が、国鉄に事故ひとつない日本の技術をもってすれば、原発の事故なんて今後起こらない!事故が現に起こっているのにそう言うんですよ。」

 日本の技術が秀れているのは確かだが、国鉄にできて原発にできるとは限らないのは、当「日録」の粕谷哲夫さんのゲストエッセー(5月12日)を一読いたゞきたい。また、私の4月22日付日録に付せられた21番目のコメントをお読みいただきたい。原発技術はアメリカ直輸入で、国鉄などとはいかに違うかを考えさせてくれる秀れた内容のコメントだった。

 日本の技術は世界一だというのはひとつの「観念」である。この観念が成立するまでには力量と人格と哲学を具えた技術者たちの戦いの現実がある。日本の原子力発電にそれがあったかどうかが今後問われるだろう。

 保守系知識人は「観念」をう呑みにし、背後の「現実」を見ていない。知識人は左右を問わず、いつもそうである。「現実」から目をそむけて「観念」でものを言う。

 何も勉強しないで原発は絶対に欠かせないときめこんでいるとか、東電叩きは歪んでいる(東谷暁氏)とか、原子力保安院は一生懸命やっているとか、津波対策だけすればよく地震は心配ない(中曽根康弘氏)とか、最近のこういう声に私は思慮の欠如、ないし思考の空想性を覚えるだけでなく、ある種の「怪しさ」や「まがまがしさ」を感じているということを申し添えておく。

 反原発を主張する『世界』掲載の論文や小出裕章氏とか広瀬隆氏とかの所論はどれも力をこめて何年にもわたり原発否定の科学的根拠を提示しつづけて来た人々の努力の結晶なので、その内容には説得力があり、事故が起こってしまった今、なにびとも簡単に反論できないリアリティがある。例えば教授ポストを捨てて生涯を危険の警告に生きた小出氏などは、話し方にもパトスがあり、人生に謙虚で真実味があり、原子力安全・保安院長のあの人格のお粗末ぶりとは違って、説得力にも雲泥の差があるともいえるだろう。

 けれども一つだけ総じて反対派に共通していえるのは、大抵みな「平和主義者」だということである。彼らが軍事ということをどう考えているのかが分らない。ここが問題である。

 福島第一原発の事故の現場について誰も言っていないことは、核戦争の最前線に近いということである。ロボット大国のはずの日本製ロボットは役に立たず、アメリカの戦場用ロボットが初めて実用に耐えたことをどう考えるべきなのか。保守系言論人は、ここに着目すべきなのである。日本の技術は世界一だから一回くらいの事故でオタオタするな、などと空威張りするのではなく、世界一の技術がなぜ敗退したのか、そこから考えるべきである。武器輸出ひとつできない「平和病」の状態で、原発を世界に売る産業政策を口にするのはそもそも間違っていたのではないのか。

 私の「脱原発は国家永続の道」はこの矛盾の轍の中に飛び込んだ論考である。5月26日の『WiLL』7月号をお読みいただきたい。そして、コメントはここに記して下さい。

追記 『WiLL』6月号の拙論の題名「原子力安全・保安院の『未必の故意』は、私がつけた本来の題は「最悪を想定しない『和』の社会の病理」でした。花田編集長は今回は珍しく、題名をひねって取り替えたのは自分の失敗だった、と反省していました。

「「脱原発こそ国家永続の道」について」への59件のフィードバック

  1.  西尾先生のこの主張によりさまざまな波紋が現れるでしょうけれども、しかし西尾先生が原発に対して反対派の主張をされることは少しも根本矛盾ではない、と私は考えます。

     先生が批判されている「観念」の問題について少しだけまず述べますと、保守思想とは右派思想が原発推進に結びつくとはかぎらない、それどころかむしろ結びつかないのが自然である、とさえいえます。すでにいくつかのブログに書き込みしましたように、テクノロジー一般に対して楽観主義的な態度をとるのは、そもそも進歩主義やマルクス主義の十八番だからです。そのことに該当する言葉は、マルクスをはじめとする古典左翼文献からそれこそ無数に発見することができるでしょう。原子力発電はその中でもハイテクノロジーの最たるものであって、旧ソビエトやフランスの社会党政権は、原理的に少しも原子力発電所を嫌わなかったわけです。

     その反面の保守主義やナショナリズムを仮にイデオロギー的にとらえた場合、その思潮が依拠するものはテクノロジーではなく、伝統とか国土とかということになります。それどころか「テクノロジー的なるもの」は、伝統主義や国土への愛郷心とかとは根源的には対立してしまう。テクノロジーの過剰は伝統の蓄積を機能主義的なものへと果てしなく無化し、国土の風景を絶えず変えていき、伝統や国土というものがもたねばならない超越性をどんどん破砕していってしまいます。ハイデガーは、現代人はすでにテクノロジーの本質に出会うことができないほどにテクノロジー化されてしまっている不幸な存在だ、とさえ言いました。まして、西尾先生や粕谷さんの言われるように、原発の科学力は日本文化の本来的保有物ではないのです。

     しかし原理的にはそうとらえた上で、私自身は原発に関して是々非々の立場、そして討論会で賛成反対に二分された席のどちらかに座れといわれたら、賛成派(推進派)の方に座ると思います。

     「現実」の問題として、まず第一に、今回の福島原発のような事故が天災によって起きる可能性は科学的にみてどれほどのものか、ということです。もちろん私は科学のド素人です。けれどもそんな私でも、科学上の確率と私たちの日常世界(もちろん政治も含めて)の可能性がどれくらい違うかは認識しています。私たちの日常で1%とか0・1%とかは微々たる可能性で杞憂というに等しい。しかし科学上はたいへん高い可能性です。今回の津波は世界的にも「有史以来」のものであるそうですが、それでは「有史以来」の事象がこの次に起きる可能性を、私たちの政治世界がどう受け止めるべきか、ということはよくよく考えないといけないと思います。「科学上の確率」という思考が、私たちに知らない間に浸透してきて混同してしまっている場合があります。

     たとえば今回の地震は同規模のものが約1200年前にあったといいます。それでは次に地震が来る目安として、「1200年後の日本」のために、「今の日本」をどこまで犠牲にするべきなのか。「日本」の同一性はどこまで考えなくてはいけないのでしょうか。

     12年後ということならわかるし、120年後でもまだわかります。その「未来の日本」は、「今の日本」と同一性を保つものだからです。それはおそらく「今の日本」と密接だから、です。でも「1200年後」ということなら、私ははっきりいってほとんど今の日本が犠牲になる思考法を採用する必要はないと考えます。ましてその1200年後でも、有史以来の規模という今回の震災があるのかないのかわからない、それが科学上の可能性ということです。もちろん「2011年3月11日」はあまりに不幸なことでした。しかしでは「2011年3月11日」を基準にして、果たしてこれから1200年以上の日本を部分的に削る=原発前面廃止しないといけないとは私はとうてい思いません。

     もちろん、テロリズムに対しての警戒は今以上に必要になるでしょう。しかしそれは本質的問題ではなく管理の問題であって、今回甘さやノーテンキさが露呈された東電その他の全国の電力会社に任せっきりにするのではなく、国土防衛の一部として原発防衛を考えなおしていく、というふうにしていけばよいことではないかと思います。原発保有と核兵器保有を二分にして前者は駄目だが後者はよい、という思考法も私はよいと思いません。原発を扱えない国が核兵器を保有できるはずもないからです。「危険」のレベルは同じであり、日本人がその「危険」扱いに慣れていないのだとしたら、それをあえてもつように努める、それが言うは易しいと言われてしまうかもしれませんが、今のところ唯一の道ではないでしょうか。

     私自身はそのように、原理的には反原発という思考法は、保守派や右派の意見としておおいにありだ、と思いつつも、現状論としては反原発には組しない是々非々の立場を妥当だとしています。

  2. OS-TRON潰し 今回の地震でも使えない携帯電話 NTT回線横取り工作 CMで日本人侮辱 表面上はいい人(いい人に見えます)を演じているがやっている事は詐欺じゃないですか 詐欺師は話が上手なんです。 100億円寄付の話も嘘でしょう。 原発人災事故で心の隙ができたから孫なんかの意見も尤もに思えてしまうのではないでしょうか。 *(ただ今メールが使えない状態になっています)

  3. 私は原発推進派です。遠い将来、原発は廃止していかなければいけないと思いますが、それは原発に代わる代替エネルギーが開発されてからのことです。

    筆者は、事故直後から脱原発を唱え始めたといわれますが、それ以前はどうだったのでしょうか?真夏の摂氏37度の外気温の時、エアコンによって室内を25度に保ち、快適な生活空間を作っていたのではないですか?その空間の中で、快調なペースで原稿を書き上げ、出版できたのでは? もし、扇風機のみでしのいだというなら撤回します。

    かなり以前から、地下10km付近にあるマグマ溜りに注水し高圧蒸気を発生させタービンを回して発電するという考えがあります。実現すれば、原発など問題にならない発電量が得られます。しかしどうやって地下10kmまで掘るか、どうやってそこに発電設備を設置するか、難問が山積みのため実現できません。

    有望視されているのが、日本近海に膨大な量が埋蔵されているメタンハイドレートです。氷状のガスです。日本が資源大国になるかどうかは、これを量産できるかにかかっていると言われています。

    ことさら東京電力の親方日の丸体質とそれに巣食う巨大利権をあげつらって糾弾していますが、原発があることによって日本の製造業は、自動車工場、電気製品工場、精密機器工場をフル稼働させ、外貨獲得に多大な貢献をしてきたのではないですか。

    震災後、この機を逃すまじとばかりに、それまで虫の息だった左翼が息を吹き返したではありませんか。社民党の極左、福島瑞穂を先頭に「脱原発」を叫びだしました。その意図は違えど、日本弱体化には変わりありません。

    昭和51年に、ヨーロッパの個人主義とヨーロッパ像の転換を読んで以来のファンですが、福島瑞穂と同類だったというのはとても残念です。

    この震災で、誰が「いざという時に頼りになるか」がはっきりわかりました。アメリカが空母を派遣しなかったら、ロシア・中国がどんな態度に出たか。

    いまだ太平洋戦争は終わっていないと唱えるのもいいですが、それは日本が本当の意味で独立し、自前の憲法を制定し自前の国軍をもってからです。それまではアメリカのいいなりになろうとも、アメリカに守られていなければなりません。要は、「差分」を考えよということです。そして中国・韓国のスズメの涙ほどの義捐金に対し、台湾が送ってくれた金額。

    最後に筆者の代替エネルギー案をお聞かせいただきたと思います。

  4. 福島第一原発事故は、いよいよ「戦後保守」に止めを刺すでしょう。そうでなければなりません。占領下、あるいは冷戦時代にくらべるべくもないまでに無能で愚劣な勢力になりさがってしまった「戦後保守」は止めを刺されなければなりません。西尾先生の論策が、「戦後保守」言論人への退場勧告となることを期待しています。

    今回の事故に対するいわゆる「保守の言説」のほとんどに、私は真剣さも知的誠実も感じることができません。しかも保守の大好きなはずの国益擁護、国権の回復ということにも考えが及んでいません。愚論の掃き溜めとなっています。(菅直人の要請が中部電力にとって天恵だったという発想すらない!) 

    要は「戦後保守は終わった」のです。そして左翼は、イギリス統治時代のビルマにおけるカレン族の日本版としての本性をいよいよあらわにしつつ、いささか増殖するかもしれません。

    また「保守」の言論界の人たちが、科学、技術、産業、製造、経済、さらにはそれらの背後にある「思想」というものについて、およそものを知らないということも露呈してしまいました。巨大集中から自立分散へ、という問題提起すら保守言論界にはないといってよい状態です。残念なことです。

    この問題について意味のある議論をするために、必読と思う一書を紹介します。
    『原発安全革命』 古川和男 著 文春新書
    http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166608065

    平成13(2001)年に初版がでており、いい本だと思っていましたが、10年も前なので、紹介するのを控えていましたが、5月20日に増補新版が出て、書店に並んでいてすぐ手にとることができます。この本の内容は、著者が翻訳した、リリエンソール著『岐路に立つ原子力』でリリエンソールが述べた「科学が本来もっていた積極的で確信に満ちた闘志の復活を激励すること」と云う言葉がそのままあてはまるものになっています。

    トリウム原発についての最大の疑問は、これだけ優れた核エネルギー炉でありながら、しかも戦時中から開発がすすんでいたにもかかわらず、なぜウラン型核エネルギー炉のみが開発・実用化されてきたのか、ということでしょう。著者も第九章でそれに対する回答を提示しています。私なりに一言でいえば、軍事・経済・政治の一体となった必要、ということでしょう。国際政治そのものです。そしてシナは国策としてトリウム原発を推進する決定をしています。これが何を意味するか。

    アレバに汚染水を浄化してもらわなければならない日本の技術力とは? 或いは、それを断れない政治力しかない日本の先端技術の将来は? 安倍総理がアメリカ訪問時に結んだ原子力協定の意味するものは? インターネットとウラン型原発の共通性とは? トリウム原発が本当に言われているほど安全なのか?

    話の種は沢山ありますね!

    (参考までに上掲書からちょこっと引用します)
    ・核分裂は原子核物質が変化する「化学反応」である。したがって、当然なこととしてこの反応を利用するものは「化学工学装置」となる。・・・この核分裂反応遂行、その反応生成物処理、使用可能な残渣の処理・再利用を経て、次の核分裂反応炉に循環させる「核燃料化学サイクル」を完成させる仕事が「事業の本質」である。直接有用な「発電」などは、そのごく一部の作業に過ぎない。208頁

  5. >みいこさま

    一点だけ、

    >私は原発推進派です。遠い将来、原発は廃止していかなければいけないと思いますが、それは原発に代わる代替エネルギーが開発されてからのことです。

    西尾先生の論と、同じだと思いますが・・・・・・。

  6. 孫氏の講演聴きました。
    私には、孫氏の語り口はカルト宗教かマルチ商法の洗脳レクチャーのようにしか聞こえない。
    日本民族を侮蔑するCMを何年間も垂れ流す孫氏から愛国心など微塵も感じない。
    日本が原発を手放すことは産業の衰退・国力の低下を意味し、これまで日本人の英知を注ぎ込んできた原発技術はシナ、韓国に盗られ、いよいよ日本はアジアの二流国となり、核武装もしないのならシナの属国となるだろう。
    シナの日本支配工作は着実に遂行されている。
    チベット人やウィグル人のように、日本民族が何百万人も虐殺されてよいのか?或いは通州事件のように惨殺されてよいのか?
    そうなるくらいだったら、原発の放射能を浴びて死んだ方がましだ。
    日本は原発を持つ資格がないとおっしゃるなら、韓国、シナはどうか?
    あまりにも自虐的ではないか。
    日本の国体、国力、国防を考えれば原発は必要である。

  7. はじめまして。はじめてコメントさせていただきます。

    私は福島第一原発から約100km圏でもあります仙台に住んでいます。原発事故への対応が進まない現状ですので、一定の緊張感を持って過ごしています。

    さて、私は原発に関しては「懐疑派」でした。理由は以下の3点です。

    1.工学的にも巨大技術の管理は容易ではなく、また、技術以外の問題が存在すること
    2.核廃棄物の処理に目処が立たないこと
    3.安全保障上の問題

    しかしながら、原発事故以前はこういった事態が日本で、さらには自らの住む地の近傍で発生するとは思わなかったのも事実です。したがって、「懐疑派」ではいましたが、積極的に「反対」するということもありませんでした。今回の事故を契機にして、自らの問題であり、地域の問題であることを認識しました。

    一方、今回のような事故が発生しても、いわゆる保守の方々の多くがいまだに「原発推進」を唱えている現状を見ると、文化や人間の生活を蔑ろにする底の浅い人間と思えて仕方がないのです。本当に情けなさで一杯になります。
    文化の途絶や大地の汚染、そして子供たちの未来を奪ったであろう現状を見ていただき、保守こそ反原発を唱えていただきたいのです。

    そういった意味からも西尾先生がご自身の立場を明確にしたことは、頼もしい限りです。

    ※追記
    記事に誤りがあります。
    斑目氏は「原子力安全委員会委員長」です。

  8. 福島県は危険です。だがしかし、それでも原発は推進するんだ!
    もしくは、
    福島県は神風が吹いて意外に安全です。だがそれでも原発はなくすべき。

    こんな感じで主張したほうが、迫力がありそうな気がするが、
    そういった主張はほとんど見かけない。

    ビデオニュースの神保・宮台氏、チャンネル桜の水島氏などが典型ですが、
    福島危険説と反原発、福島安全説と原発推進がワンセットになっている。
    これも一種のイデオロギーの罠に嵌まり込んだ状態と言えないか。

    武田邦彦氏が福島周辺の危険を訴えつつも、一方で原発を廃炉・更地にして、もう一度同じ場所に原発を建てて世界に誇示しよう、といった趣旨のことも言っていたので、思想にとらわれないユニークな方だなあと注目していたのですが、どうやら反原発に舵を切ったようなので、結局武田氏もステレオタイプの反原発論者と立場が一緒になってしまった。

    もちろんたまたまワンセットになることもありますが、
    今の言論状況の固まり方は単なる知的堕落に見える。

  9. 原発は単なるエネルギーの問題ではなく、日本が一流の原発技術を持っているという事が、国防・国益に繋がっている。
    原発を持つリスク、原発を持たないリスクを比べれば私には持たないリスクのほうが遥かに大きく見える。
    このまま日本がウラン、プルトニウムを手放し核武装しなければ、ロシア、北朝鮮、中国に攻められた時に原発事故以上に被害が出ることは間違いない。
    原発反対論者は原発の危険性のみに焦点をしぼっているが、原発事故よりも恐ろしいものが世界には存在する事を反原発の人々は想定しているのだろうか。
    実際に今回の事故で放出された放射能で誰か人は死にましたか?
    日本が唯一の被爆国として核廃絶を65年間訴え続けてきても、核爆弾保有国は増え、原発は世界中に増え続けている現実を直視すべき。
    変えるべくは原子力発電そのものではなく原発を取り巻く環境・体制であり、少しでも原発のリスクを減らすために更なる技術開発を推進することだ。
    新エネルギーを開発することも大切だが、まず国防あってこそだ。

  10. >私には、孫氏の語り口はカルト宗教かマルチ商法の洗脳レクチャーのようにしか聞こえない。

    やはり詐欺師のそれとしか聞こえませんねぇ。
    より肝心なのは何を語ったかではなく、何をしたか(あるいはしているか)でしょう。
    彼の所業はいたるところで読めるのですが、提灯記事も含めて。

    今回の件も好意的に見たとしても単なる投資で、断じて慈善事業では無い。
    投資ですから勿論リスク込みですし、自治体を巻き込むというリスク分散も上手にされているようですし。

    原発も含めて何事も専門家に任せるしかないでしょう。
    門外漢は謙虚でなければならないと思いますがね。
    万が一、専門家全てが愚劣であるのならばそれが日本の限界でしょう。
    しかしそうではなく、真っ当な専門家がいるにもかかわらずその声が大きくならない、三橋貴明氏の唱える「情報の歪み」、が最大の問題だと私的には思いますが。

    それにしても最近とみに目立つ西尾氏の情緒的な論述は「らしくない」ですなぁ。

  11. WiLL 7月号の論文を読みました。
    特に、結びのお言葉についてはありがたく拝読いたしました。
    小生は3歳の息子を持つ父親です。
    今回の原発事故に関する政府の対応及び初期時点におけるマスコミの
    報道について最も不満なのは、放射能の影響を受けやすい子供たちのことを
    大人とは切り離して守るという視点が著しく欠如しているということです。
    この国では子供の未来を守るという考えがすっかりなくなってしまった
    のだと思いました。
    そんな中、4月14日のチャンネル桜での討論会で、西尾先生が、福島の
    子供たちを疎開させる必要について問題提起をされました。
    今でこそテレビでは手のひらを返したように子供への健康被害について
    報じていますが、4月半ばの時点で子供への健康被害を問題提起した知識人
    が西尾先生のほかにどれほどいたことでしょう。

    前回の粕谷哲夫氏のゲストエッセイは、技術者の端くれである小生の心に、
    重く響きました。

  12. 先生に対して失礼なやからが多いな。何様のつもりだ。己の主張が一番と思うのなら、本の一冊でも書いてから物を言えよ。らしくないですなあ、じゃないんだよ。先生の深いご考察からにじみ出た発言じゃないか。深く考えてから書いたほうがいい輩が多いぞ。気をつけるべし。

  13. yagiさん。僕もそう思う。でも皆自分なりに日本のことを考えているのだろう。日本。僕も司馬遼太郎を読み切って、そのあと手ごたえのある本は西尾先生の本だけでした。両者に共通するものはこの日本への正真正銘の愛だと思います。100年、いや1000年先までも続くこの郷土と子孫のことを考えるならば、空想的な技術の未来に賭けるより、この国土と国民のためには、終極的には原子力の廃棄が正しいと思う。だいたいウランだって無尽蔵なわけないじゃないですか。中国の侵略が怖いですか?あんなものマスコミのでっちあげです。中国共産党の断末魔のプロパガンダです。今必要なのは文明史的な視野とその転換を目指す指針でしょう。それが地球史への日本の真の貢献となるでしょう。

  14. ブログ
    白い壁にぶつぶつ呟いてみた

      こんなご意見が

    2011年05月27日
    今月のWILLを読んで
    滅多に買わない雑誌だが、今月号は買う意味があったので買った。
    コチコチの保守派である、西尾幹二氏が「脱原発こそ国家永続の道」という題の寄稿をしているからである。

    ちょっとびっくりした。俺は保守派はほとんどが原発推進派だと思っていたからである。保守的傾向の強い俺が反原発であることに、若干の気遅れすら感じていたが、まさか保守派の中でも極めて保守的な論客である西尾氏が、反原発派に転じていたとは思わなかった。
    内容を読むしかないではないか。

    というわけで読んでみたが、さすが保守派の人、国家永続のために何が必要であるかをよく考えている。内憂外患のうち外患である敵国は軍事力で対処可能だが、内憂は、より危険であるという視点から、原発事故を論じている。いわば、外部被曝よりも内部被曝のほうが危険である、ということである。

    これは保守派論陣に色々と影響を与える論文だなあ、と感じた。まさに、こういう視点が俺は保守派から出てきて欲しかったのである。

  15. ソフトバンクの宣伝で、お母さんが日本人で、お父さんが犬で、息子が外国人、孫は宇宙人になるのでは、孫さんは愛国心があるとは思えません
    太陽光発電も、政府の補助がないと、とても高い物になるそうです

    これから、平和利用ですと世界中に原発を持つ国が増えるのでは
    北朝鮮のように、アメリカが援助してくれないからと日本にミサイルを飛ばしてくる国もあるのですから、原発は持っていた方がいいと思います 

    原発の「想定外でした」を無くせる組織を作って、住民の安全を確保できる対策を考えてほしいです 

  16. 西尾先生 お疲れ様です。 お邪魔します。

    原発が、国際政治、経済所謂、原子力マフィアと呼ばれる
    連中に牛耳られてきたことは周知の事実である。

    これが、単に力づくで強制したのなら話は簡単だが、
    様々なレベルで洗脳してきたため、本気で原子力は不可欠と
    思っている連中も多い。

    この問題は、また、政争のシンボルとなって、まともな対応が
    なされなかったことも不幸を大きくした原因だ。

    避難訓練一つ行えず、金をばらまくしかなかった。
    ここに、原発推進利権集団と反原発利権集団がたかった。

    原発が危険なもので、廃炉を含めれば高コストであることは
    分かっていた。
    そして、この危険性は飛行機や車のものとは異質であることも。
    (これを同列に論じる連中は馬鹿か、ペテン師である)

    戦後一貫して、根本的に重要なことは考えないという姿勢が
    ここにもあった。
     (有事法制も戦時法制も無いというお粗末さ。
     今回露呈したのは、この根本的脆さであった。)

    さて、ここで、孫正義なる人物が出てきた。
    彼は、国税を投入された銀行の売買において、暴利を貪った。
    また、通信に関しては、基礎的インフラには力を入れず、
    マスコミ、政治家対策に金をばらまいた。
    (ソフトバンク携帯の不通率はダントツだ。
     個人情報流出は一種のテロであろう。)
    彼は、インフラについて既存のものを乗っ取ることしか考えていない。

    また、政府関係の仕事は様々な迂回経路を用い、韓国企業に発注している。
    当然、採用は韓国の大学生がほとんどで、日本人はひたすら
    こき使われるという事態になっている。

    西尾先生、孫如きに騙されてはいけません。
    とにかく、色々、お調べすることをお勧めします。

  17. >yagi

    > 己の主張が一番と思うのなら、本の一冊でも書いてから物を言えよ。

    どこの誰がどこでそんなこと書いてるんだ?お前こそちょっとくらい考えてからものを書けよ。絶対お前、西尾先生の読者じゃないだろ?こんなレベルの低いこと書くやつが先生の読者だとは思えない。上の数名の方々と同じく孫正義を評価する先生のコメントには腰が抜けるほどびっくりしたけれど、先生もお忙しいし必要十分な情報を得ていないのだなと思って流すことにする。

    それから、このyagiとやらには孫正義をどう評価しているか聞いてみたいものだ。こいつが失礼にされたら許せないのは西尾先生じゃなくて、実は孫正義だったりしてw

    ああ、せっかくの先生の掲示板への初書き込みがこんなになってしまった・・・

  18. WiLL7月号「脱原発こそ国家永続の道」を読んで思ったことを書きたいと思います。
    西尾先生の論文は、原発の反対か賛成以前に、3月11日以降変わってしまった日本のなかでどう生きてゆくのかがテーマであり、原発問題は1つの深刻な問題にすぎません。先生の原発に対する発言のスタンスはあくまで素人としていえることの範囲内に留まっている、つまり常識です。「政治、経済、外交、軍事の四輪」で国家を考えなければならないということです。おそらく新しい事実について以外に、原発に関しての意見は先生に付け加えることはもうないのではないかと私は想像しております。それぐらい今回の論旨はまとまっていて面白かったです。
    3月11日以降何が日本に、そして自分に起こったのかということを私はずっと考えていました。正確に言うと震災後二月をすぎて、ようやく自分が考えていたことに気づきました。なぜ考えていたのか。不安だからです。何かを失ってしまったからです。先生の論文はそのことを書いているのだと思いました。
    「裂け目から覗き見えたある不気味なもの、無秩序といっても混沌といってもうまく言い得ていないある空っぽで暗いもの、そのうえに私たちの文明社会が辛うじて載っかている。」(P45,中段)
    文明社会は当事者意識を持たせるために「日本」といってもいいのではないでしょうか。今回の震災において東日本は切っ掛けにすぎず、「日本」を失ったということに全国民が被災したのだと私は考えております。
    「日本」というのはたとえば水道水が安全であったり、ロボット大国であったり、テレビに遺体を映さないことだったり、暴動が起きないことであったりと、時に文句をいったり批判してきた数々の文明の恩恵に対してです。この「日本」を「戦後日本」と言い替えても傷はいえません。
    わたしは実家が宮城県石巻にあるため、被災地を目撃しましたが、日本でないと思うのは案外簡単で、瓦礫と化した焦土をみるまでもなく、ただアスファルトでなくなった道路を行けばわかります。土埃舞う道を埃まみれの車が行き来しているところでは、いかにも自衛隊のあのグリーンの車体や大きなタイヤの車両がよく似合い、自分の乗っているレンタカーがひどく場違いのように思うのです。これまで自分を守り育んできた「日本」というものが実は薄氷のように脆く危ういものだったのではないか、そのことに否応なく気付かせられる「コト」が起き、なおも続いているのではないだろうか。
    原発事故はその「コト」の一つにすぎず、私がいう意味で「被災」した人間の心を考えない、反対か賛成かの二者択一的なイデオロギー的な議論はグロテスクであり、国民の指示は決して得られないでしょう。西尾先生に反論するのであれば、そのことをふまえないと生産的な議論はできないのではないでしょうか。
    偉そうなことをいいましたが、正直私は原発をどうすればいいかの提案は持っていません。こうなった以上は反対ですが、それにしても原発と付き合っていくしかないと思っております。

  19. 日本は昔から、転向者が多くて、転向自体を恥とも思わない”愛国者”も多いようですね。

  20. 日本の社会では、「危機管理」の実行となるといつも雛形、範型を求めてそれを忠実になぞることが自己目的化している。試験となれば、「傾向と対策」を分析し過去問を解くことが重視される受験業界の写し絵である。企業では、Buisiness Continuity Plan(BCP、事業継続計画)の策定がはやったが、それもかつてのCorporate Identity(CI)騒ぎと同じで、流行のモードにいかに自分を当て嵌めるかに過ぎない。危機の相貌を見つめ、それとの最悪の戦いを想定することは、パンドラの箱を開けるアブナイ行為として初めから禁じられている。
    日本に工場を持つ某米国企業は、今回、3月13日(日)には全世界から数十名のメンバーが羽田に降り立ち、予め設定されたプログラムを東京で走らせ、供給能力を確認、翌日月曜日には予め作成済のメーリングリストに従って、日本のクライアント企業のキーパースン宛に、一斉に電子メールを送信した。わが社はクライアントに迷惑を掛けることは一切ないと。その背景には、部材の在庫システムが用意されていて、全ての部材はラインでの予想使用量・頻度に応じて、在庫量が設定されていた。最大半年間の部材供給ストップに耐え得る準備が整えられていたのである。日本の企業はと言えば、「世界に冠たる」トヨタ生産方式を金科玉条とし、在庫はキャッシュを眠らせる悪であり、撲滅対象一本槍で生産管理指導がなされてきた。わが国においては一日二日で海外の危機管理に駆り立てるような強権が振るわれることもなければ、平穏な日常におけるメーリングリストの準備・メインテナンスなど無意味かつ余計として想定されることもなく、まして定期的に精密な演習が行われたりもしまい。在庫撲滅と在庫準備の両輪を回す会社は、恐らくは一社もありはすまい。想像するに、原発の危機管理も、アメリカの雛形、範型を翻訳し、それに対する危機管理計画書が作られていたのではないか。それは、過去問に対する傾向と対策を練る、あのメンタリティによってなされていたのではないか。
    我々には危機管理などできるのであろうか。我々は、いつ、どのようにして、自分自身で現実に直面するのであろうか。

    事故以来テレビに登場した学者の言説により、「専門家」なるものへの信頼は大きく傷ついた。権威NHKは権威東大大学院教授にもたれかかろうとしたが、最早誰も信用してはいまい。チャンネル桜の討論会やWILLの座談会を見れば、「専門家」の言説の不一致が、枝葉で分かれるのではなく、地面に近いところで幹が分かれていることが分かる。科学としての理科系の学問に、一体どこまで共通の了解、共通の岩盤があるのだろうか。自然科学が標榜する客観性も、流動する現実を前にしては所詮社会科学のそれと大差のない危いものと見える。安全基準値が変わったり、地震直後からメルトダウンしていたなどと今頃聞かされ、政府や「権威」への信頼は地に落ちた。崩れるべきものはどんどん崩れてもらう他はない。

    原発でも、ロボットでも、IT・インターネットでも、宇宙開発でも、スーパーコンピュータでも、重要な技術の基盤と重要な技術の行く手には軍事がある。軍事に関わることによって、想定の範囲を覆う屋根が吹き飛ばされ、タブーから解放された発想と議論、技術のブレイクスルーが可能になるのではないか。まさに、憲法九条と非核三原則を破棄して、自らの目と頭と脚で立たない限りもはや日本も日本経済も日本産業界も、そして原発もどうにもならない地点まで来ている。そのことだけは確かのようである。

  21. 『小出裕章氏とか広瀬隆氏とかの所論はどれも力をこめて何年にもわたり原発否定の科学的根拠を提示しつづけて来た人々の努力の結晶』
    と西尾先生はおっしゃられていますが、
    小出氏の努力の結晶の中には核における親北朝鮮の活動も含まれるようです。

    京大助教の小出氏の公開資料の中にこんなものがありますのでお読みください。参考まで。

    『朝鮮の核問題 小出裕章』

    http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/KoreanN.pdf

  22. WILL7月号の論文拝読しました。素直に共感を持って読めました。孫正義氏のことは特に言及されていないので、孫氏のことを論ずる場ではないと思いました。
    ただ西尾先生が紹介された孫氏の動画では「年間20ミリシーベルト、ふざけるな!」と主張しているところなど、孫氏が福島原発近くの特に子供たちのことを考えているということは分かりました。
    あの地震が起きた時、「ついに東海地震が来たか」と思いましたが、しばらくして東北の津波の映像を見て、また死者のほとんどが溺死だと知って、自分だったらどうしたかと思うと本当にぞっとしました。あの時例え一瞬でも、先生の仰るように戦時中の人々の気持ちを皆理解したのではないかと思います。
    原発に関しては、恥ずかしいですが「あれは日本人が設計したのではなかったの?」と初めて知りました。戦後アメリカの飛行機や武器を代用し…という事情が「ああ、やっぱり原発もなのか」と、先生の論文の主旨が理解できました。
    私は中年で、中高時代は40年程前になりますが、「つめこみ主義」という今の「ゆとり」批判とは正反対の教育批判が行われていました。故会田雄次氏などは、「コンピューター(テレビだったかもしれません)を使いこなすために、誰がコンピューター(テレビ)の作り方を教えるものか(つまり教育の仕方が間違っている)」と書いていたのを覚えています。
    現状を見ると逆に、ハウツーやらテックニックといった方面を重視した結果、「魔法使いの弟子」となったミッキーマウスが魔法を止められなくなって困っている様子が、今の我々とかぶって見えます。
    今原発や放射能の事を一日も忘れずに生活せざるを得なくなっているのは、「戦争を忘れた」我々に課せられた「罰」であり、忘れさせないための神々からの我々に対する「試練」なのだろうかと思うこのごろです。

  23. コメントを下さった皆さまへ

    コメントの反映が遅くなったことをお詫びいたします。

    なお、コメント欄に単に参考アドレスだけを提示するのではなく、出来たらご自分のご意見をお書きください。また、何かを批判する場合も、具体的な事柄を明示し論理を展開してくださると読むほうも、参考になります。

  24. >コメント欄に単に参考アドレスだけを提示するのではなく、出来たらご自分のご意見をお書きください。

    http://adpweb.com/eco/
    http://adpweb.com/eco/eco662.html
    http://adpweb.com/eco/eco661.html

    上記アドレスにあるような、歴史的経緯やデータに基づく考察が西尾氏には必要じゃないでしょうかね。

    「反原発を主張する『世界』掲載の論文や小出裕章氏とか広瀬隆氏とかの所論はどれも力をこめて何年にもわたり原発否定の科学的根拠を提示しつづけて来た人々の努力の結晶なので、その内容には説得力があり、」
    これも西尾氏の言説とは思えないねぇ。
    広瀬氏らは結論(=反原発)が先にある。そしてそれは原発推進派も同じ。
    両者とも結論を導くための理由探しという仕事をしているだけ、同類じゃないですかねぇ。露出度の高い日本人知識人とやらの大半はそういうくだらない輩ですね。

  25. 反核=反原発はサヨクの専売でした。西尾氏が脱原発に「転向」されたこと、保守の一部にショックを与えているやに見受けられます。しかしダイメンションの異なる諸問題で各自の立ち位置がそれぞれ異なることは自明です。言葉で「図」を説明するのは難しいですが、かりにいま白紙に□(四角)を書いて、上方に原発推進、下方に反原発、右方に保守、左方にサヨクと書くと、たぶん西尾氏の位置は右下方の隅、たとえば福島瑞穂は左下方の隅、そしてすべての人がこの平面のどこかにいることになるでしょう。いずれにせよ、原子力発電是か非かはイデオロギーでは論じられない。むしろ核武装との連想において原発を論じ、この問題をイデオロギー化するサヨクの習性の方に問題があるのではないでしょうか?

    小生もこれまで原発安全神話を信じる、どちらかといえば無関心派でした。しかし「想定外」の自然の破壊力によって、神話が完璧に神話であったこと、地震国、日本において原発はもっとも相応しからざるエネルギーであることが証明されました。チェルノブイリ、スリーマイル・アイランドの原発事故は、failsafeの網をかいくぐった信じられない「人間のミス」によって起こりました。フクシマは少なくとも被害が拡大される局面において「人災」であるにせよ(いまだに現在進行形)、起点は自然現象にありました。

    原子力は決して安価ではありません。わたしたちはこれまで福島第一原子力発電所の発電エネルギーも使い放題で快適な消費生活をエンジョイしてきました。しかし、これから東京電力の賠償金(全部で兆単位のおカネになることでしょう)が、まわりまわって電力料金値上げや増税、そしてひょっとするとインフレの形でその負担をわたしたちにせまってくること間違いありません。要するにわたしたちはこれまで電力を一部分後払いで買っていたのです。安価である、という原子力の最大のメリットが破綻するとすれば、今後原発推進の推進力?をどこに求めればよいのでしょうか?

    いずれにしても原子力は人類恒久のエネルギーとしては不適です。資源の有限性、そして何よりも使用済み核燃料の保管問題でパンクします。遅かれ早かれほかのエネルギー源をみつけておく必要があるわけで、前述したコスト問題からも代替(という言い方もヘンではあるのですが)エネルギーの開発も採算に乗ってくるのではないでしょうか?

    もう一つ、安直な日本人論はあまり好きではないのですが、どうしても日本人は「危機管理」に弱い。大東亜戦争開戦と敗戦の過程、そしてバブルの生成と崩壊の過程と、原発推進と失敗の過程はよく似ているように思います。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」式の、西尾氏の言葉を借りれば「未必の故意」、すなわち「何かこうしているとこうなりそうな。しかし差しあたってどうも言いだしにくい。自分に責任があるわけでもないから、大丈夫ということにして、ま、いいか?」、とwishful thinking(起こってほしくないことは起こらないことにする)に身を委ねる。まわりを官僚主義、セクト主義、二重基準、事なかれ主義、責任者不在体制が取り囲む。どうも原子力は、とくに日本人には向いていないエネルギー源であるように思われてなりません。

    先日、国内史上最高額、6億円の強盗事件がありました。震災、原発問題の報道の陰にかくれ、またどうせ保険でカバーされるから、ということなのでしょうか、一過性の話題にとどまっていたようですが、これも開いた口がふさがらない「危機管理」の緩みを示していました。
    ・なんと金融機関の命綱である「現金」の管理を外注(アウトソーシング)している。(これは郵政民営化後の効率化と関係があるのでしょうか?)
    ・宿直員がひとりである。
    ・その宿直員は金庫の暗証番号を知っている。
    ・壊れていた窓がそのまま放置されていた。
    とくにこの四番目の問題からすれば、この件に保険金が支払われ、その後そのことがいささかなりとも善意のその他の保険契約者の保険料に影響が及ぶとすれば、にわかに納得しにくい話となります。まず何よりも、こういう事件があると、地震も放射能もものともせず、世界中のワルい人たちが大甘の日本にやってくるのではないか、と心配している次第です。                   (以 上)

  26. インターネットは怖いツールですね。 日頃論考を重ねて素晴らしい著作を発表なさっている西尾先生が日常の重大ニュースに接しられて、ふと浮かんだお考えを述べてらっしゃるのがこのブログです。

    原発問題は多岐にわたり、政治も経済も国際問題も、さらに技術的な理論も、
    大きな俯瞰図を得ることはなかなか難しいですね。

    まだ先生のWillの論文を拝読してませんが、米国との戦後の異様な関係を先生独自の論点で述べられていると拝察します。

    このコメント欄を通して先生の原発問題へのパースペクティヴがさらに広がり、今後さらに奥の深い先生のご論考を読ませて頂ければ、と思います。

    孫正義氏の件、僭越ながら私も先生のおっしゃり様には違和感を覚えました。 ただリアルタイムで先生のような素晴らしい碩学とこうしてやりとり出来ることをプラス方向で考えるほうが良いと思います。

    みんなで一緒に建設的に考え、議論したいですね。
    今回ばかりは全ての日本人が「当事者」ですから・・・・

  27. 西尾さん、同意です。

    保守派がきちんと事故を直視して原発批判が出来ないのが悲しい。
    そんな中で、
    西尾幹二さんや、武田邦彦さんが、
    キッチリと原発批判を展開するのが、保守派の救いであり、希望です。

    現実に、福島原発震災では、
    広島原爆の約50個分の放射能汚染が起きてしまいました。
    これを、直視できない保守派とは、いったいなんなのでしょうか。
    こんなことでは、保守回帰の流れを潰してしまいます。

    注:広島原爆の約50個分
    今回の汚染は、チェルノブイリの約1割相当とされている。
    チェルノブイリの汚染量は、広島原爆500個程度と試算されている。
    500×1/10=50
    単純な推計であるが、実態を表している内輪の数値。
    汚染の大半は太平洋ですから、この程度ですんでいるのですが・・
    それでも大変な汚染です。
    風評ではなく、現実的な汚染です。

    (チェルノブイリが1機の事故だったのに対して、
     福島は4機(出力で見れば3機分程度)の事故なので、
     本当に放出量が1割程度ですんでいるのか疑問なので、
     内輪の数値と私は考えている)

  28.  西尾先生の著作を15年近く読み続けている読者です。ニーチェ評論やヨーロッパなどの文明批評、訳書、教育関係などを中心に読み続け、仕事をしながら西洋哲学の勉強も続けていました。

     が、現在は心の病気で療養中です。

     今回西尾先生がたたかうべき相手は、教育問題、歴史教科書問題のときよりもはるかに大きな、いやある意味同じとも言うべきか、少なくとも保守と呼ばれていた多くの人たちとも相対しなければなりません。

     ある西尾先生の著作の中で、「西尾幹二はドンキホーテだ」とあとがきを残していた方がいらっしゃいましたが、まさに孤軍奮闘になるやもしれず、心から、反面びくびくしながら見守り続けていきます。 

  29. 5月26日の『Will』7月号の「脱原発・・・」の記事は、インターネット上の様々なブログやフォーラム等で、特に若者を中心に反響を呼んでいるです。例:「なんだかんだで西尾幹二は一貫してるわな、嫌いだけど」「さすが西尾先生!!これこそ日本の保守の鏡!!」「しかしこれだけ読むと真っ当な事言ってるな」「まともな事言っててワロタwww」「言われて悔しいことをさらりと言われてしまった」「保守系ではじめてまともな意見をみた」「まさか保守派の中でも極めて保守的な論客である西尾氏が、反原発派に転じていたとは思わなかった。・・・さすが保守派の人、国家永続のために何が必要であるかをよく考えている」「保守派陣営に色々と影響を与える論文だなあ」等々。
    皆さんもネットのブログ検索欄で「西尾幹二」を打ち込んで、この1週間をご覧ください。

  30. こんなのが出てます

    176 :音速の名無しさん:2011/04/02(土)
    タイトル これからは我々在日コリアンの時代 投稿者 朴寿達 投稿日 05/06/30 午後 9:49:00
    可決されましたか。いやめでたい。日本支配開始の一歩です。我々は日本への帰化など望んでいません。日本の兄の国である韓国国民としてのプライドと誇りがありますからね。 民団総連日本の市民団体の方々とともに手を組んで我々寄りの議員をどんどん送り込んでいきますよ。当然我々寄り議員は韓国にメリットの大きい条例や法案を作ってくれるでしょう。60万在日のパワーを見せつけてやります。 コリアン特区コリアン自治区を日本全国に広げます。そして日本をのっとります。マスコミは我々が大勢でちょっと大きな声をだしてやるだけですぐに動きますからね。 この条例成立がそれを証明しているでしょ? あとは日本中の在日コリアンコリア系日本人を総動員し日本中の都市街で投票条例を得る。公務員にも なる。最後は参政権【日本の主権】を手中に収めます。住民票を移したり引っ越しだってやりますよ。対馬にだって 後ろには民主党 ,公明党がついてます。独島も実質的に我らのものになっていますし強制連行や従軍慰安婦も事実として認められました。今からこれからですよ。対馬も韓国のものになるでしょう。広島・静岡の首長は帰化した同胞。 もう日本による歴史歪曲や妄言や差別はたくさん。これからの日本の主人は我々コリアンです。どうせあなたたちは何も出来やしない。パチンコ・携帯電話 で我々に貢ぐだけ。 デモの1つもできない。結婚も 出来ない。我々は日本人の主人として日本を変えていく。あとは我々に任せてあなたたちは消えなさい。民主党 はわれわれの党。

  31. >>武田邦彦

    http://grnba.secret.jp/iiyama/
    いま,永田町が,亡国の総理・菅直人の追放に成功すれば,日本は助かる.
    絶望の原因は原発事故だ.それも4基の原発が大爆発するという激甚災害だ.激甚も激甚,まさに前代未聞の国家滅亡どころか民族滅亡の大災厄だ.
    しかも,大災害発生から2ヶ月半も経つというのに,収拾・解決の見込みがゼロ!さらに連日連夜,広島型原子爆弾一個分の放射性物質が噴出しているのだ.東京都心から230km弱の地点で原子爆弾が毎日一個爆発している国家,日本.しかし…,「国民の味方」を巧妙に演じている武田邦彦は,知識人としては最も卑劣なタイプだ.武田は,原発推進派として日本国の原発行政に「協力」してきた過去を精算せずに,国民の前では耳ざわりのいいことを言い,—-

  32. 2011/05/29 (日) もてあそばれる国民 (竹原信一氏)

    政府は海外から提供された数万に及ぶ放射線測定装置(ガイガーカウンターなど)を成田や横浜の税関で止めている。国会で福島瑞穂議員が追求した結果、初めは嘘を言っていた官僚が事実を認めた。http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20110529

  33. >>とにかく、色々、お調べすることをお勧めします

    ソフトバンクグループ 2009年度新卒採用
    営業・企画職/エンジニア職  1230名
    経営基幹職 42名 営業・企画系 30名
      朝鮮大学校 9名 東京大学 6名 ソウル大学校 3名 京都大学 九州大学 高麗大学校 延世大学校 2名 一橋大学 慶応義塾大学 東北大学梨花女子大学校 1名 エンジニア系 12名 朝鮮大学校 3名 東京大学 ソウル大学校 2名 東京工業大学 九州大学 九州工業大学 高麗大学校 浦項工科大学校 1名
    http://chiraurasouko.blogspot.com/2010/03/blog-post_8729.html
    12 :名無しさん@十一周年:2010/12/07(火)
    2005年度 ソフトバンクBB 新卒採用者 250名

    >キャリア職群 50名
    >朝鮮大学校(東京)12名 ソウル大学校 9名
    >慶応義塾大学 高麗大学校 6名 
    >延世大学校 釜山大学校 早稲田大学 4名  
    >東京大学 梨花女子大学校 中央大学 中央大学校 明治大学 1名
    >エンジニア職群 50名
    >浦項工科大学校 8名 朝鮮大学校(東京) 7名 
    >ソウル大学校 東京工業大学 早稲田大学 4名
    >梨花女子大学校 高麗大学校 釜山大学校 東京理科大学 
    >電気通信大学 東京大学 慶応義塾大学 3名
    >芝浦工業大学 東北大学 名古屋工業大学 1名

  34. 今晩は。初めてコメントさせていただきます。
    小生、以前知的障碍児施設に勤務しておりましたが、過酷な仕事を無理に続けた為か、鬱病を発症し、現在も治療中の者です。
    このたびの震災では、途方もない規模の被害で、小生のメンタル面も(被災者でないにも関わらず)悪化しました。

    原発人災、地震津波の人的物的被害が非常に辛いもので或る事は、論を待ちませんが、自分が憂えている事は、被災された方々のみならず、救援に当たっておられる方々の心の健康もひどく損なわれているのではないでしょうか。
    具体的には、鬱病、統合失調症などの精神疾患。
    致命的となりうるという点では、放射能汚染にも匹敵するのではないかと思います。

    小生も、2年近くに亘った失業期間中、自らの手で命を断とうとしたことが何度もあり、今生きているのが不思議なくらいです。
    幸い、現在は安定した仕事についておりますが、家族を抱え、家計は苦しいものがあります。勿論、被災された方々の苦しみとはくらべものにはなりませんが。

    昨今の、国会議員と称される政治屋共の茶番劇、国民の苦しみなど全く分かっていない輩共の醜態は見るに堪えません。マスコミも同様です。

    ここで、西尾先生のお言葉が勤務先付近に掲示されていたのを思い出しました。
    「無邪気で愚かな対応を繰り返す余裕は、もはやこの国にはない」
    (正確な記憶ではないかもしれません。間違っておりましたら、深くお詫び申し上げます)

    政治家と称する連中に、今こそ突き詰めてやりたい思いです。

    以上、駄文、長文、大変失礼いたしました。

  35. ■You Tube 動画
    日本のメディアの中には朝鮮学校卒業者が多いんです—毎日新聞の鈴木琢磨「実際、メディアにも朝鮮学校卒業生がたくさんいるんですよ。」
    http://www.youtube.com/watch?v=ULJt3l7Aets

    そのため、マスコミは、在日朝鮮韓国人が政治家に違法献金しても、首相などを辞任する必要がないという前例をつくりたいのだ。菅直人は元横浜商銀信用組合理事で現在パチンコ屋を経営する韓国人から104万円の違法献金を受け取っていたが、それでも辞任せずに済めば、これは外国人からの違法献金が容認されたという打って付けの前例になる。http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4262.html

  36. 孫正義が雑誌で反日発言をしていた事が発覚!

    孫正義氏とは一体どのような思想の持ち主なのか?

    彼は在日韓国人で、現在は帰化して日本国籍。孫正義の親は、パチンコ屋を経営していた。

    週刊ポスト2011年1月17日号で「孫正義伝、あんぽん」という伝記で孫正義氏は、「僕には被害者意識はない」と書いておきながら「朝鮮部落では石が飛ぶ」被害を受けたと書いてます。この男は、まさに二枚舌の偽善者である。

    しかも孫正義氏は、朝鮮人強制連行「実際は徴用」について反日思想丸出しの発言をしている。

    転載∇

    「北朝鮮の拉致問題は、許せない悪いことですよね。でも過去には、それのずっと大規模なことを日本がやったんです。私たちの先祖は、何万人規模で強制連行されてきて、炭鉱や鉄道づくりに働かされたんです」

    日本の軍部の人たちや、その手下になった韓国の人たちが、突然、村にやってきて、銃で脅されて、泣きながら連れてこられた。

    それって、いまふうの言葉に直せば、拉致じゃないですか。

    転載終わり

    (http://50064686.at.webry.info/201105/article_53.htmlから抜粋転載。)

  37. 孫正義氏とは一体どのような思想の持ち主なのか?

    彼は在日韓国人で、現在は帰化して日本国籍。孫正義の親は、パチンコ屋を経営していた。

    週刊ポスト2011年1月17日号で「孫正義伝、あんぽん」という伝記で孫正義氏は、「僕には被害者意識はない」と書いておきながら「朝鮮部落では石が飛ぶ」被害を受けたと書いてます。この男は、まさに二枚舌の偽善者である。

    しかも孫正義氏は、朝鮮人強制連行「実際は徴用」について反日思想丸出しの発言をしている。

    転載∇

    「北朝鮮の拉致問題は、許せない悪いことですよね。でも過去には、それのずっと大規模なことを日本がやったんです。私たちの先祖は、何万人規模で強制連行されてきて、炭鉱や鉄道づくりに働かされたんです」

    日本の軍部の人たちや、その手下になった韓国の人たちが、突然、村にやってきて、銃で脅されて、泣きながら連れてこられた。

    それって、いまふうの言葉に直せば、拉致じゃないですか。

    転載終わり

    (
    http://50064686.at.webry.info/201105/article_53.html
    から抜粋転載。)

  38. なんかネット上で判断する限り未だに原発原発っていってる人がいて驚く。
    まあ今現在福島の状況が小康状態だからよそにすんでるひとにはピントこないんだろうな。しかし現在でも毎日1テラベクレル/hの放射性物質が放出されているそうだ。このあいだテレビで原発に6年つとめていて98ミリシーベルトの被爆でリンパ腺癌で死んで労災認定受けた人の話やてったが
    あと5年したらいろんなことが表面化してくるんだろうな。
    それでも原発最高っていってる人たちはなくならないんだろうなあ
    馬鹿かと思うわ。
    5年後 、 何かがきっとおきると思う

  39. 西尾先生、私も保守日本人としてこれまで多くの保守論壇の考え方を支持してきた一人です。しかし、物事を深く考察する様になり、経済問題や政治腐敗、利権問題などが見える様になってくると、単なるイデオロギー対立ではなく、真摯な愛国主義と、愛国主義を隠れ蓑にした利己主義、または排他主義が保守論壇の中に紛れ込んでいるのではないかと思うに至りました。

    伝統と悪弊の区別もつけようとせず、日本の長い伝統は時折悪弊となりかけたものを適度に篩いに掛けながら、残るべきものが残って今に至っている事に思い至る事をせずに、なんでも現状維持こそが保守なんだと勘違いしている人も散見される始末です。

    それに比べると、西尾先生は信念は変わらずとも思考を停止せず、前提条件によって結論が変わるという当たり前の事を実践し、その思考結果を勇気を持って公表している事に深い感銘を受けました。

  40. 西尾先生、私も保守日本人としてこれまで多くの保守論壇の考え方を支持してきた一人です。しかし、物事を深く考察する様になり、経済問題や政治腐敗、利権問題などが見える様になってくると、単なるイデオロギー対立ではなく、真摯な愛国主義と、愛国主義を隠れ蓑にした利己主義、または排他主義が保守論壇の中に紛れ込んでいるのではないかと思うに至りました。

  41. 拝啓
    西尾先生

    私は東北に住むものであります。被災地ではございませんが原発の影響で避難されている方をたくさん見ます。自営業を営んでおりますが放射能がどうとかいうもので、口惜しくもありますがダメでしょう。保障などあるはずもないのです。

    チャンネル桜の討論番組は見ませんでした。「原発、反対 賛成」しかないからです。
    福島の人に謝る人や今までの恩義を口にする人はほぼ居ないでしょう。石原知事と津川雅彦さんくらいでしょうか。

    賛成してる人を批判し、反対してる人に電力はどうする。と予定調和のように言い合えばいいんです。「これを知ってるか?お前」と「五年後にたいへんなことになるぞ」と言えばいいんですよ。「今までありがとう」や「申し訳なかった」とは言えない人なんて相手にする価値もないでしょう。

    別の回の討論で前仙台市長の梅原さんが「東北には中央に対するルサンチマンがある」といっていました。私もそう感じますし、ただ単に相手を罵倒するだけの討論や評論を見るたびに腹立たしく感じ、ルサンチマンなるものが増大しているのを感じます。

    なんとわがままな人たちであろうか。なんとモノを見る目が狭いのだろうか。

    ドイツがあれだけヒステリックに反原発が盛り上がってるときに、ヒトラーももっともらしい理屈で産まれたんだったと、国民性や国家の歴史とは人が代わっても似たような反応を示すものだと感心しきりです。

    さて、孫正義氏についてですが、行動を見ていくと言葉とは裏腹な行為や意図を感じませんか。
    彼がどこにメガ発電所を作るといったか。  A:北海道
    ソーラーパネル世界一はどこの国か。    A:中国

    彼が携帯事業を始めたときに比べ債務が膨らみ二兆円を超える債務があるのだそうです。北海道と中国が合わさるときはシナ人租界でも作るのかと感じました。

    ちなみに東北の我が家にもソーラーは上がっています。冬は使い物になりません。夏は熱により発電しなくなります。冬の雪は除雪するのでしょう、しかし凍ることを知らないのではないかと思うのです。北海道の冬は長く厳しいでしょう。失敗するためにやるのか大陸からの投資を期待して、シナ人の憧れである北海道にしたのか。いぶかしい思い出見つめています。

    私は、原発などどうでもいいです。日本からなくなれば危険が去るのならそれでも良いでしょう。韓国の原発や中国の原発はあんぜんなんでしょうかね。偏西風にのってくるのですから危険は変わらない気がしますよ。

    まずは東電管内の者は被災者に謝る礼儀を知るべし。と思うのです。それができなくて何が保守だ何が左翼だ。阿呆ばかり成り。

    無礼な書き様失礼しました。ご活躍をお祈りしております。

                         草々

  42. —2011.6.29——————————————————-
    *日本一危険な老朽化した玄海1号機は150気圧に耐えながら現在稼働中です
    ——————————————————————-
    http://cnic.jp/files/roukyuuka20110312.pdf

    玄海町(総人口:6738人)の歳入の65%が原発による歳入(交付金)で
    1機稼動すれば20億円 4機稼動すれば80億円 
    この小さな部落の玄海町へ国から巨額の交付金が過去より支払われてます
    “玄海町町長は経済的に必要を”繰り返し再稼動を要請してますが
    6738人の過疎地の町にこのような巨額な交付金は 
    はたして経済的に必要な額でしょうか?
    自分たち(玄海町)さえ 財政的に潤えば他人を犠牲にしていいのでしょうか?
    一旦事故が起きたら広域に汚染し立ち入り禁止区域となりますが 
    他人の生命財産仕事を脅かす行為は許される行為ではありません。
    http://cnic.jp/files/Genkai3MOX_20060421.pdf
    *危険なプルサーマル事業を2009年最初に始めたのはこの玄海町からです
     その後次々と他県もプルサーマルを始めました
    今回も同じく安全より経済を選択した玄海町を選び
    海江田経産相は”国が責任を負う”と稼動既成事実を作る為の指示活動でした。
    (国が責任を負うとは将来の事故の際の損害金を国民の税金で支払う事,
    すなわち全国民が増税を強いられる事となります)

  43. これだけの事故が起きてもまだ原発推進??
    只のアホですね!
    電力足りないは大嘘!
    誰も死んでない?直ぐ死なないよ!
    原発推進派は言うばかりで誰も責任とらない!
    原発利権で美味しい思いしてる連中はいずれ神に裁かれる!

  44. 事故の前には、反原発は宗教と揶揄されてきた。しかし、その経済性、核燃料採掘から核廃棄にいたるリスクの高さを率直に見れれば原発推進などと何人たりともいえないだろう。

    推進するのであれば、しっかり裏付けを出してくれといいたい。電力全般のデータも経産省はオープンにしないし、電力会社も根拠もなく「節電、節電」とのたまうだけ。

    ここにきて分かったことは、原発推進が宗教であるといえば、誠に宗教家の人たちに失礼で、単なる利益が欲しい横車だということである。

  45. 2009年4月に玄海1号機圧力容器の金属の脆性遷移温度が98度と
    東大の井野教授は日本一危険な原発と発表。
    その後,現在2011年7月まで1号原子炉内の金属の脆性遷移温度のテストデーターを
    九州電力は開示しません(2011年7月1日の新聞では
    安全だから掲示の必要無しとの九電の回答でした)しかし
    それはおかしい!!,
    実は2009年以降のテストピースがなくなりましたと
    当時の九電が発表してます。テストピースが無い為に2010年2011年ともに
    データーが有りません,開示拒否継続中,
    すなわち開示しないのでは無くデーターを採らないで稼動継続中が真実です
    (原発1機で1億円/月の収益と玄海町へ毎年20億円/年の交付金)
    *福島事故以来 玄海町へ保安委員が訪れ”それはいささか乱暴です”と言い
    帰りました・・津波対策の防波堤が必要ではとの回答は”乱暴”の言葉で却下されました
    前回の知事選では例年通り九州電力が全面的にスポンサーとなり古川知事は圧勝されました,
    また古川知事さんのお父さんは現役の九州電力社員ですが
    とにかく九電と仲がいい。
    今日 県議の質問で”安全との根拠はなんですか”の質問で
    古川知事は”安全を保障すると海江田経済産業省から聞きましたので
    政治的に安全と判断しました”との答弁でした
    津波対策の防波堤作ってから言うので無く
    ・政治的に立場上判断しました・・で有る
    ・・海江田氏発言で大規模事故が起きても知事の責任を逃れられるので
    やっと安心されたのでしょう
    癒着を怪しむ県民にうまく慎重配慮されました
    今後は既成事実 お決まりの説明会の規制事実を経て原発爆破・・でなかった
     強行再稼動が待ってます 正々堂々と政治献金もいただき
     大口応援電力団が待ってます。 
    http://cnic.jp/files/Genkai3MOX_20060421.pdf
    あとはシナリオ通りになっても”未曾有 想定外 予期せぬ”の単語を並べられるでしょう
    シナリオその例:1号機震度5地震時に緊急冷却停止時98度以下の冷却水により
    圧力隔壁爆発で大部分の核ペレットが飛散/作業員一斉退避/数日後プルトニューム入り
    3号機爆発/九州北部山口四国大阪、放射能管理区域 死者数百万人以上
     被災者数千万人 海外受け入れ拒否問題発生 政治家国民見捨てて国外逃亡
    2020年前後日本経済破綻でなくそれ以前に放射能汚染による破綻でした
    後世・・”無関心ほど怖いものは無かった” ワイドショー 関連本大ヒット
    ・・2030年以降の核融合発電普及に間に合いますように がんばるしかない
    今は子供でも将来を担う人々の為には絶対に諦めないぞ知事!!!!

  46.  福島原発がまだ収束していない状況では、原発推進派の人間が何を言っても「負け」であり、誠実であればあるほど、反論する気力を絞りだすのは難しい。
     しかし、尊敬する西尾先生のwebでこれだけ不確実な根拠のもとに原子力発電の否定論が展開されているのには辟易とします。また、先生がそれらを信じているとすれば残念なことです。
     巨大津波に対する対策が不足していた、という点では、原発の安全設計において、人間の(日本の)技術力がまだ不十分であったことは明らかです。
     しかし、巨大津波の襲来による多数基同時全電源喪失に至るまでの事象推移をみれば、地震動自体による被害は、十分に小さなものでした。
     原発撤退の人々が主張するように、その他にも、原発が今回の事故のような状態になる要因が沢山あるかのように宣伝するのは、この機に乗じて、原発をすべて止めてやろうというプロパガンダを流しまくっているものです。
     これはコミンテルン等、過去の共産主義者達、全体主義者達がやってきた手口です。
     今後も人間の巨大技術には「穴」が待っているし、それをゼロにすることはできないと思います。日本の原子力規制体制も見直しが必要でしょう。
    だからと言って、エネルギー資源のない日本で原子力をつぶすことは、日本の技術力、経済力を失わせることです。また、たぶん、日本を「尊敬される国」から「取るに足らない、無視されるだけの国」にしてしまうものでしょう。
     今回の玄海原発の再起動問題に対する菅首相の対応は、まさに、反原発派としての「確信犯」的行動としか思えません。このことによって日本の力が失われ、喜ぶのは一体どこなのでしょうか。
     工学的知識のない人々を、センセイショナルに脅かすばかりの偽技術者・学者が、雨後の竹の子のように、ぞくぞくと現れてきていますが、西尾先生には、誠実な原子力技術者からの知識も吸収していただきたいと思います。
     にわか反原発派は、まさに、日本が原発により破滅するかのように宣伝しまくっていますが、今、現在、福島原発事故による死者はゼロです。
     放射線の許容線量、放射線障害についても、これまで広島、長崎のデータを安全側に直線外挿したLNT仮説による基準がつくられ、疫学的な沢山のデータにより、低線量率放射線では、ICRPの基準が不適切なことが指摘され続けています。しかし、反原発派・国が、その基準を変えさせない勢力となっていることも無視できません。幸か不幸か、放射線はどんなに低線量率であっても測定可能です。その低線量被ばくでのリスクがタバコを吸って癌になる確率よりも小さい場合でも、反原発派は人々に恐怖を植え付けるでしょう。
     残念ながら、影響がゼロであると断定するのは、誠実な医学者にはできない、というのが科学の現状のようです。しかし、今回の経験により、必要以上に放射線を恐れる必要はないのだ、という認識が生まれるであろうと期待します。
     時間はかかるでしょうが・・・。原発停止は最悪の政策です。

  47. 西尾幹二様

    内藤朝雄です。

    とてもうれしいです。
    放射能で人々が大量に殺されることに対して、右も左も関係ありません。
    右も左も関係なく、良心のあるひとびとが手をつなぐ時です。
    わたしは拙著で右と左の論点抱き合わせセットが道を誤らせると主張してきました。
    http://d.hatena.ne.jp/izime/20090527
    今、やっと、くだらない論点抱き合わせセットが壊れてきているのを実感します。

    現在、農林水産省は放射性物質で汚染された汚泥を肥料にして流通させようとしています。
    詳しくはブログhttp://d.hatena.ne.jp/izime/20110704をご覧下さい。これをされると、5年後10年後に多くの子どもたちが死ぬことになると同時に、日本中の農地が汚染され、農業が崩壊してしまいます。
    このことを、マス・メディアが報道しようとしないため、ほとんどの日本人は知りません。日本の子どもの命と農地を守るため、どうか、ご尽力お願いいたします。

    お互い人の命を救うために尽力しましょう。

    内藤朝雄

  48. 2011年7月17日の佐賀新聞TOP記事によると・・
    玄海原発の玄海町町長は土建会社 岸本組を有するが
    核燃料サイクル交付金を国から30億円受け取り
    1車線の玄海町町道1.8Kmを20億円で無理に着手
    (1.8Kmは通常1億8千万円ほどの工事費で有る)
    町道の設備費は1Km1億円が相場といわれているが
    玄海町町長は
    その10倍の費用をかけて20億円で工事を本年から着手した
    国税の無駄使い町長 岸本町長 
    見え透いた岸本土木家族への配分?
    国は金をやる相手を間違ってないだろうか?

    玄海町長ファミリー企業、国と県の天下り先だった
     ~原発利権めぐる癒着の実態~
    http://hunter-investigate.jp/news/2011/07/ob-hunter1317-1517-21.html

  49. 先生はいったいどうされたのですか?
    お年を召されたということなのでしょうか?
    或いは舌癌の治療で舌にラジウム針を突き刺され身動きもできなかった苦しい想い出がトラウマとなり、必要以上に放射線を怖れていらっしゃるのでしょうか?

    たとえば健康第一なのは結構ですが、過ぎたるは何とやら。
    「健康」のために少しでも危険なものは全て排除するというようなことをしていたら本末転倒となり「健康」のためにかえって体を壊してしまいます。
    危険だからと我が子に栄養のあるものを食べさせず栄養失調にさせてしまった愚かな母親と同じことをなさるおつもりなのでしょうか?
    ちょっと危険だからと原発を全廃し、薄かったりムラがあって不安定で全然使い物にならぬ自然エネルギーに切り替える。
    ろくにカロリーもない食事で日本を栄養失調にするおつもりなのでしょうか?
    エネルギーの一滴は血の一滴。日本経済は大不況に逆戻りし、多くの人々が不幸になることでしょう。
    数日前、お亡くなりになった小松左京氏は「数千万人の人々を不安にさせているが、二〇一一年七月現在、まだ一人も死に至らしめていない。
    この事実を冷静に見つめたい」という言葉を遺されたそうです。先生もこの事実を冷静に見つめ、目を覚まして下さるよう切望いたします。

    日本は原爆に被爆した唯一の国です。
    それに比べれば今回の事故はたいしたことはありません。
    ヒロシマ・ナガサキでは現実に大量の放射性物質が環境中に撒き散らされ放射線障害で多くの犠牲者が出ました。
    今回はそういう患者が一人でも出ましたか?黒い雨は降ったのでしょうか?
    そしてそれでも当時は特に周辺住民を避難させたりとかの特別な対策措置はありませんでした。
    そのため無理に疎開させられた老人が体調を崩して亡くなるというようなこともなかったのです。
    そしてヒロシマ・ナガサキのあの大量の放射性物質はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか?
    環境中に拡散してしまい無視できる濃度になったとしか考えられません。
    さらに周辺は60年間は草生一本生えない筈がいったいどうなっているのでしょう?
    小松左京氏の代表作「復活の日」では生物兵器のウィルスによる人類絶滅が描かれますが、放射性物質は生物兵器と違い増殖はしません。放射性ヨウ素やセシウムは拡散するとどんどん薄まってしまい半減期と関係なく微量の場合は恐らく無害になります。
    冷戦時代も実に大量の核実験が行なわれ、地球の大気中に今回とは比較にもならない大量の死の灰が実際に撒き散らされていたのをお忘れでしょうか?

    今回は反原発派の定番であるムラサキツユクサのオシベの突然変異はさっぱり登場しませんね。何故でしょう?一番はっきりした指標なのに。
    その代り、ベクレルやらシーベルトやら致死量すらあまりアテにならぬ、たいして根拠のない数字だけが一人歩きしている。正に机上の空論!
    甲状腺治療の専門医の方から聞いた話ですが、若年性バセドウ氏症の治療にはヒロシマの被爆者の受けた線量の100倍くらいに匹敵する放射性ヨウ素を与えるそうです。それでも甲状腺癌に罹ったりはしないとか。放射線と発癌のメカニズムに関してはまだはっきりしたことは言えないそうですが。
    それと先生も舌癌の放射線治療ではラジウムで大量に被曝している筈ですけれど……
    最後に小出裕章氏とか広瀬隆氏とかの著作は努力の結晶どころか某漫画家の女系天皇論並みのトンデモ本です。今一度冷静に読み返してみることをお薦めします。

  50. 西尾幹二先生の記事をJAPANISMで読みました。仰るとおりだと思います。
    1.原発は、テロの標的ですよ。これで、なんで国防になるのだ?
     送電塔倒されたら、配管一本壊されただけで、福一のような、中濃縮ウランの核爆発が起こるのですよ。
     福二も危なかった。女川も危なかった。青森東通も危なかったのですよ。発表しないからみな安全だと思ってるだけですよ。安全だと思い込みたい=現実逃避したいのか?
     現実逃避する人間が国防などできるわけがないよな。

    2.原発で、核抑止力は無理だ。
     石破茂が、原発技術で一年後には核爆弾を作れると言っているが、戦争が始まってるのに、敵が一年間待ってくれるのか?戦争ごっこおたくはダメだね。

     核爆弾作るのに一番重要なのは、高濃縮ウランを作ることだ。ポイントは遠心分離器だよ。
     原発で、原爆は作れるわけがないよな。
     中濃縮ウランの原爆はJCOや福一のように自爆になるだけだよね。

    3.福一の警備を、警視庁の人間は誰もいないらしいな。
     7月までは、だれでも、入れたらしい。3月には、実際に侵入されているのに、ほとんど警備してないらしい。
     警視庁の精鋭部隊、1万人は福一に行くべきではないのか?全国の原発も警備を強化すべきだ。
     放射能が怖いのか?放射能が怖くて、核武装は出来ないぞ。臆病者が国防などできるわけがないよな。

     原発に、侵入されたら通常兵器で、日本は滅ぼされるぞ。

     放射能から逃げ回るだけの人間が、原発だの、核爆弾だの、言うべきではないよ。
     しかも、福一は、自爆だぞ。世界中の笑いものだよ。
     放射性物質もまともに、コントロールできない。自爆させてしまっては大きな口をたたけないだろ?

     直ぐに福島第一原発へ行って、原発作業員と一緒に、メルトダウンを止めて来い。
     東京で、反原発のデモ隊と遊んでる場合じゃないだろ?

     放射線被曝が怖いから、東京で大騒ぎして、仕事してるふりしてるんじゃないのか?警視庁。

  51. 52 のコメントの方は人間としての優しさが皆無ですね。残念なことです。
    放射能の恐ろしさは10年以上たたないとわかりません。枝野さんが言っていた「すぐには健康に問題のないレベル」と言うのは弁護士らしいまさに正しい表現です。小出氏らの本をトンデモ本と言われるが結局正しかったのはどちらなのですか? この期に及んでそんな子供じみたことをまだ言われるのですか? 
    原発でなければ電力の安定供給ができないというのは大きな誤りです。最近の資源エネルギーの動向や発電方法についてよく知らない人の独りよがりな考えです。

  52. 亀レスですが一応反論しておきましょう。

    >人間としての優しさが皆無ですね。残念なことです。

    ハア?あなたも原発には愛がないと宣う小林よしのりの弟みたいな方の同類のようですね。緊急事態についての言論に優しさ云々は二の次でしょう。西尾先生も、皆さん私に優しくして下さいとはおっしゃらないと思います。
    そもそも、あなたや西尾先生をはじめとする小林よしのりなどの口舌の徒たちが撒き散らす風説・風評被害が福島の人たちを苦しめているのではないのですか?

    >放射能の恐ろしさは10年以上たたないとわかりません。

    いえ、細胞分裂の盛んな細胞や世代交代の早い生物を使えば影響はすぐわかりますよ。私の恩師でもある反原発派の科学者の元祖市川定夫先生のオハコのムラサキツユクサの雄蕊細胞なんていい指標になると思いますが、ベクレルやらシーベルトやらの大袈裟な数字ばかりで、生物への具体的な影響の証拠は何も出て来ないですね。

    >小出氏らの本をトンデモ本と言われるが結局正しかったのはどちらなのですか? 

    もちろんこちらです。未だに急性放射線障害に苦しむ患者は一人も出て来ませんよ。これからもずっと出ないでしょう。

    >この期に及んでそんな子供じみたことをまだ言われるのですか? 

    それはそのままそっくりあなたにお返しします。

    >原発でなければ電力の安定供給ができないというのは大きな誤りです。最近の資源エネルギーの動向や発電方法についてよく知らない人の独りよがりな考えです。

    それもそのままそっくりお返ししましょう。現実に産業界には多大の影響が出ていると思いますけどね。

  53. ピンバック: 邪馬台国 下関
  54. 先生が2011年当時に「子供を疎開させたらどうか」とおっしゃっていたのが印象的でした。私はまた先生らしくユニークというか個性的というかなんというか、また私の父とおなじで戦前生まれらしい思い付きと思っていましたが、先生のファンである一方いつも妄信はせずに疑いの目をもちならがらご意見を拝聴させていただいてましたが、今回の子供だけでも疎開させたらどうかという意見はまさにいつもながら未来を言い当てる的確なご意見だったことが悲しいことに証明されることになるかもしれませんね。あれからもう5年たち、チェルノブイリのデーターから類推するとそろそろ種々の疾患が増えだすころになりました。マスコミはやはり可能な限り隠蔽を計るでしょうが、今はネット社会ですどこまでできるやら?。さらに事故から10年後、つまり今から5年後の東京オリンピックごろには、原発事故による健康被害が顕在化して一般化するのではないかと思っており、そして、東京オリンピックを棄権する海外の選手がでるのではないかと心配しております。ちょっと考えすぎかもしれませんが、時間がたてば結果がわかるのだろうなとおもいました。time will tell.日本を壊滅させようと思えば、核弾頭など不要で福井県の原発銀座を1960年製の旧式の戦闘機で爆撃すれば一貫の終わりです。その一方で共産圏の独裁者も自分の子供や孫にまで健康被害が及ぶことまでして日本の核施設を破壊するかなあ?という疑問も生まれました。いずれにしてもまったくやっかいな不良債権を抱え込んでしまったなあと思います。

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