日本人の弱さが生む政治の空白

 池田修一郎さんのゲストエッセーをお送りします。池田さんは「あきんど」のHNで以前しばしば投稿して下さった北海道在住の事業家です。私あてのメール形式ですが、時宜に適っているので掲示します。

ゲストエッセイ 
池田修一郎

「日本人の弱さが生む政治の空白」  

 シアターテレビジョンでの討論を拝見させていただきました。日本の政治は戦後吉田茂以降、誰が政治を司とっても国民の期待に沿う結果を生み出せなかった・・・と言われる風潮がありますが、議院内閣制を守りつづける限り、その問題は避けられないと思うわけです。政治家個人の理想とは掛け離れて、国民の要望が政治家を苦しめている実態は、つい忘れてしまいがちな大きな問題だと私は思います。日本の総理は多岐に渡り様々な内政に縛られ、大局に目を向けにくいパターンがあまりにも多すぎると思えます。

 ですから出す政策が常に枝葉末節なものばかり。

 つまりこれが「政治の甘い囁き」ということなんでしょう。結果、子供手当や高校の授業料無料化など、消し去れないパンドラの箱のような政策が居座り、更には政治の改善を頭で理解していながら、国民の多くは危ない囁きに靡いてしまうという実態を生んでしまっています。二年前の選挙で民主党を選ばねばならない状況を生んだ原因は、様々な要因がありますが、一番の原因は、自民党を解体しなければならない国民感情を利用した力(マスコミがそれを誘導したと言われていますが)によるものであり、その力を更に利用したのが民主党だったということです。そんな流れの危険性を囁く一部の正義がようやく出せた最後の抵抗が、小沢氏の金に纏わる問題だったと言えます。しかし、そんなブレーキも一瞬の間は効果がありましたが、加速を続けていた車両の重さは予想以上に重たく、惰性だけでゴールに到着してしまいました。

 私はただこの時の鳩山氏の操縦はなかなかに上手だったと思っています。一度転びそうになった車両を、よく転倒させなかったな・・・と感心したのは事実です。でもよくよく考えてみると、あの頃の麻生総理は既に死に体で、両足は土俵の外に浮いていました。あの頃西尾先生は、麻生氏と小沢氏の人間性を分析され、いかに小沢氏が政治家としての危険性を孕んでいるかを語られていました。
つまり、小沢という人物は今の日本の政治そのものであり、彼がいかに国民心理を利用して、悪魔の囁きを続けて来たかを西尾先生は何度も訴えてきました。

 彼のような寝技が得意なタイプには、立ち技で臨んでも勝ち目はありません。寝技には寝技で応酬するしかないと思います。ところが今日本にはそれを為せる人材がいません。野党時代の管直人なんかはある種その才能がありましたが、彼は左利きですから癖がありすぎます。やはりここは正当に組める人間、多少ダサいイメージはありますが、信頼性は持ち備えている人物が必要です。

 民主党の代表が管直人ではあっても、実は彼が最大の敵ではないのです。本当の敵は小沢氏のような悪魔の囁きに耳を傾けてしまう、我々国民の内面が最大の敵なのです。民主党のような、砂上の楼閣にすぎないような政党を選んでしまう心理が最大の敵なのです。

 そうした背景から、西尾先生が亀井静氏を次の総理に相応しいと発言された事は、正鵠を射る発言だと言えます。彼は確かにその政治姿勢が自分に忠実で、けして洗練された才能を持ち合わせているかは不確実ですが、少なくとも潔白さはかなり持ち合わせています。マスコミに出過ぎた時代もありますが、彼は「ノー」と言える数少ない人間です。少なくとも今はそれが重要な資質であり、とにかく国民の悪魔の囁きに耳を傾ける癖を糾す役割は担えそうです。

 さて問題はもうひとつ・・・討論会で次の総理に相応しい方は誰かという視聴者からの質問に、「安倍氏が最適だ」と応えるパネラーがいました。確かにその流れは未だに強いですし、私の期待のどこかにも、安倍氏は存在しているかもしれません。しかし、よく考えてみると、私たち・・・特に安倍氏に期待する国民は、あまりに過剰評価をしているのではないか、何か一つの理想の総理像を、安倍氏に押し付けしすぎているのではないか、そして不思議な現象として、本来なら期待を裏切られれば、人間は倍になって不満を訴えるはずなのに、何故か安倍神話は根強く、まだ仮想の理想像を追い求めている、それが実態だと思います。こうした心理は今回の原発問題とリンクしていて、同種の心理的問題を孕んでいると思います。期待感だけが先走り、それを安倍氏に無理矢理はめ込もうとするこの日本人の弱さは、どうしても治療不可能なのでしょうか。

 小沢の囁きに靡く弱さと、その反動なのでしょう、アイドルに理想を嵌め込む強引さは、裏で一体化した日本人の一番大きな問題であり、何故かその心理は政治という場に現れやすいのも事実です。
どうやらそうした日本人の資質は今悪い方向にしか向かない傾向にあり、それをどうにかしなければ問題の解決は困難だと言わざるを得ません。

 私は日本人はトータルバランスを欠いているように思います。どこか局所的な才能ばかり長けてきて、多面的な才能を置き忘れてきた、そんなイメージを持っています。財界人と政治家が縦割りだった時代が長すぎたからでしょうか。それもあるでしょう。それが結局二世議員を多く生ませた原因かもしれません。様々な場所でサラブレッドが礼賛され、個人の哲学が育たない社会をもたらした。その弱点が総合的に社会現象化した。

 つまり、今の日本社会には競争の原理が埋没しているのではないでしょうか。特にそれが顕著なのは教育の場にあります。昔はまだ辛うじて教育の場にはそれがありましたが、それすら消滅してしまった。本来なら教育の場から社会の場に移行されるべきだったのですが、教育の場ばかりに負担が強すぎた過去の反省から、いつのまにか競争の原理は抹消の道に向かってしまった。

 この事がトータルバランスを持てない人間の多産をもたらしたと言えると思うのです。しかも多くの社会人は競争からは無縁な時間に浸っていますから、出来そうもない夢ばかり描いて、政治の世界での地道さを無視してきたのかもしれません。理想の総理の不在はそんな現実の影に原因があるのではないでしょうか。

「日本人の弱さが生む政治の空白」への9件のフィードバック

  1. 野田佳彦(54)が首相、ということですが、「TPP推進派」だった米国・前原でなくて良かった。野田佳彦が自衛官の息子、というだけで好意的に思われる方もいるが、自衛官にも色々いる。でなければ三島の自殺に同意する者だっていたはずです。あれに同意しなかった自衛隊ということを考えれば、自衛隊の思想は一派ではないと。「首相になれば参拝しない」と発言しているように、A級戦犯に関する知識はあっても、だから参拝という日本人の諦観は元々欠落してるのでしょう。何故なら  参照 ↓

    2009.10.11 千葉市の中央公園で、×「韓日」、○「日韓」友好の催しとして行われた「チョン祭」にて韓国民団の選挙協力に感謝する、民死野田佳彦
    【動画】
    http://www.youtube.com/watch?v=3k79ozsd_-8

    >>選挙権も持たない密航者残党に支援され感謝するって、見返りは日本の選挙権か、やっぱり議論の価値も無い憲法違反・党首選の無法党だ。(自民参議、西田昌司議員に通報しよう)http://showyou.jp/

  2. >KMさま
    一冊の本にでもなりそうな文章有難うございます。

    許容量をオーバーしたのかもしれませんので、つづきをよろしくお願いいたします。

    これだけの文章をお書きになれるのですから、ブログでもお始めになって、ご自分の発表の場をお持ちになるといいのに・・・・と思ったりします。

  3. 「トータルバランスを持てない人間の多産」という表現には共感致します。
    池田さんの書かれるように「国民の要望が政治家を苦しめている」という点は見落とされがちだし、政治家たちが主婦のようにあちこちに差しさわりないように気を遣っているのが「現代の政治家は器が小さくなった」と言われる一要因に思います。気を遣わなければならない事情に関しては、こちらの関知する所ではありませんが、問題は我々国民の方にあるということにも同感致します。
    「言葉狩り」という表現がありますが、現代は全くその通りで、私の十代の頃に比べてもどうして言いたいことも自由に言えない位、息苦しい時代になったのかと思うことしばしばです。
    そうした中、亀井静香氏が嫌われる事情は分かる気がします。失礼ながらズバリとものを仰る西尾先生がしばしば敬遠されたり、批判されたりするのも
    必ずしも「心地よい」言論をなさらないからではないでしょうか。
    話は逸れますが、以前ある雑誌に投稿した際、「片手落ち」と書いた所「一方的」に直されたことがあり、最初は不思議に思ったことがありました。めくら、つんぼ、かたわ、びっこ、は言ってはいけないのは「常識」のようですが、私が小さい頃はそれ以外に「ば~か、あ~ほ、まぬけ、お前のかあちゃん出べそ」とはやし立てるのは当たり前で、それに対しては言い返したり、無視するだけで、今のようにヒステリックになることはありませんでした。
    また十代の頃、テレビ番組で若者への街頭インタビューがあり、確か「日本に対して言いたいことは?」という質問に、一人の青年が仲間といっしょにおどけ笑いながら「原爆持ってこい、日本なんかぶっとばしてやる!」と威勢よくマイクに向かって言ったのが面白く印象的でした。今こんなことを言う若者はいないかもしれない。しかし、あの青年はインテリ風ではなかったけどとても「健康」ではないでしょうか?放映したテレビ局も、彼の答えを黙って聞き流した人々も今よりもっと余裕があった気がします。
    「在ることを在る」と言い、「ないものはない」と言う、そこからすべてが始まるのに、現代の我々は何を恐れているのでしょうか?
    生活で忙しい一般人が判で押したようにマスコミやどこぞのコメンテーターの云ったと同じことを言うのも、トータルバランスを欠いていることの証左でありましょう。
    先日ロマン・ポランスキー監督の「ゴーストライター」という映画を観ました。巨匠の演出の上手さは当然かもしれませんが、政治的陰謀の中で非凡とはいえない主人公が次第に真相にたどり着いていく描写は圧巻でした。印象的なのは主人公の「孤独さ」でした。
    昔から日本には「007」で有名なイアン・フレミングやフレデリック・フォーサイスのような作家は出ないと言われてきましたが、残念ながら今もそうかもしれないし、ひょっとしたらデビューできない構造になっているのかもしれません。
    池田さんの趣旨に少しずれてしまって失礼しました。

  4. もし、「韓国併合、満州国建国」が悪いのであれば、「各国の植民地主義やアメリカ、オーストラリアの原住民殲、中国の民族清浄化」は日本と比べようのないに残虐で悪どい行為である。更に、「太平洋戦争後フランスがベトナムへ戻ろうとし、オランダがインドネシアに戻ろうとし、イギリスがミャンマーに戻った。資源を目的に東ティモールへオーストラリアとポルトガルが干渉した。アメリカはベトナムやカンボジアにアメリカの傀儡政権を作った。ハワインやアメリカ西海岸を併合し奪った。セオドラ・ルーズベルトがハバナ爆沈事件を自作自演しキューバを救うと言いながら、遠く離れたフィリピンとグアムを植民地にした。「両ルーズベルト」はアメリカでは人気が有るが、彼らの行った歴史的事実を調べると「あまりに悪どく残忍」で開いた口が塞がらない。サダムフセインに当初は資金援助や武器援助しておきながらアメリカに反感を持つと嘘を並べて、イラクを攻めた。中国はカンボジアの邪悪なポルポト政権を支援し、そのポルポトは毛沢東のやり方を学び多くの自国民を虐殺した。また支援した北ベトナムが邪悪な中国を避けロシアの支援を受け始めたため、南北統一後両国の関係は悪化しベトナムを攻めた。ベトナム人は強欲な華僑を憎んでおり、華僑はボートピープルとしてベトナムから逃げ出した。」等の行為はどう解釈したらよいのか。欧米植民地旧主国やドイツ、ロシア、アメリカ等の国々等も随分あくどい事(虐殺、拷問、婦女暴行、大量破壊兵器使用、枯葉剤使用等)を行って来たが謝罪した例は無い。ドイツが謝罪したのは、ドイツ自体ではなく、ナチスの行った事についての謝罪である。(ただ高山正之氏の著書によれば、ようやく2008年にオランダがインドネシアに植民地統治の過ちを謝ったそうである)。因みに、アパルトヘイトはオランダが作ったそうです。
    アメリカはフセインと同様にウサマビンラディンを育てた張本人である。だから貿易センタービルの瓦解がアメリカの自作自演だと言う噂も流れている(二本のビルが両方とも瓦解するのは不自然だ等の理由からも)。また朝鮮戦争では北朝鮮の進行計画を早くからアメリカは知っていたがが、その情報を同盟国の韓国へ故意に渡さず、韓国が負けそうになった時点でアメリカが介入したとの噂は一般的によく知られている。
    ロシアも戦後、粛清と東欧諸国を蹂躙し、共産圏を作った。中国は、漢民族の土地ではない各自治区や満州を侵略し、粛清や強制移住等の民族清浄化を行っている。更に南シナ海の島々も難癖をつけて奪おうとしている。こう言った行為は真面な国が行う事ではない。奴隷制度の有った国の残虐性が分かる。しかし、反日派の似非平和主義者や売国新聞朝日はこの事実を知っていながら、殊更日本のみを責める。
    正しく騙しあいと情報戦、覇権主義のオンパレードであるが、各国のエリート集団が考えた謀略だけあって、推理小説以上に単純な世界ではない。CIA,KCIA,KGBの世界で、それを全部分かったつもりで判断するのは私も含め注意しなければならないと思います。

    最近、高山氏の本でニューヨークタイムズの日本支社が朝日新聞東京本社ビルに有ると言う事実を知りました。「日本兵が中国人の肉を食べた」とか「日本女性は犯されることを望んでいる」とか「尖閣諸島領有権は中国に分が有る」とか嘘を書くニコラス・クリストフを前から胡散臭いと感じていたのですが、これでようやく理解できました。可笑しな特派員は彼だけでは有りませんでした。彼らは日本嫌いになり逃げるように日本から帰りました。やはり元凶は朝日新聞なのですね。(アイリスチャンを絶賛するニューヨークタイムズ自体にも批判は多く、朝日に負けず劣らず傲慢な新聞です。他の新聞と読み比べると面白い)。ある国会議員から日刊ゲンダイはロッテと関係が有り、韓国寄りの新聞であると聞きました。その時その新聞が奇妙な記事を書く訳が分かりました。朝日新聞は中国の新聞でしょうか。
    最近の朝日新聞では船橋さんが元凶だそうですね。アメリカの民主党はとマスコミ及びアメリカ企業が結託して言論誘導し、日本企業を叩いてきました。嘘ばかり並べ立てて、三菱自動車、トヨタ自動車、旭硝子、東芝等が良い例です。日本人でも国際企業に勤める者ならすぐ見抜ける何時もの手です。しかし日本のマスコミは一緒になって日本を叩く。船橋さんが先頭に立ってそれをやっているそうですが如何ですか。

    中国共産党は宗教を認めていないと言うが、「中国共産党」そのものが「新興宗教」と考えれば、他宗教
    を認めないのも納得できる。彼らにとって毛沢東は教祖であり神なのであろう。しかしスターリンやヒットラー同様、粛清の神様かもしれない。

    慈悲を訴えながら、片方で沢山の人を虐殺してきたキリスト教徒。よくそこまで出来たなと思われるような醜い事例が数え切れないほど有る??????????
    白人は南米で、ヘリコプターからインデオ狩りをやった。アメリカがインディアンを駆逐する時やフィリピンを征服する時、戦おうとする原住民との戦いは避け、彼らの田畑を焼き、女、子供、老人等の家族を殺した。
    よく「世界人」と言う言葉を耳にするが、これは主にクリスチャンの方々や学校で聴く言葉である。一寸穿った言い方をすると、彼らの言う「世界人」は世界の人間全てがクリスチャンになる事なのであろうか。今までの世界の歴史を振り返って見てみると、「クリスチャン以外は人間と見なされていない」のではないか???との笑えない疑問が沸いて来る。旧約聖書はイスラム、ユダヤに共通していますが、その聖書に起因しているのだろうか。
    (2011.8.30産経新聞より)米国の科学者が1940年代、薬の効果を確かめる目的で中米グアテマラの刑務所や精神科病院で故意に性病に感染させる人体実験を行っていた問題で、オバマ大統領直轄の調査委員会は29日、実験対象となった83人が死亡したと明らかにした。AP通信が報じた。

    東條と近衛は蒋介石を相手にせずと和平交渉を行わなかった。石原莞爾、大川周明、長勇らは必死にな
    って日中戦争拡大を止めようとしたが、東條、近衛と米内は拡大する事を強行に主張した。
    東條の頭の中に、第二次上海事変で多くの日本人が国民党とドイツ顧問によって犠牲になり、「日本との
    和平協定に従わず挑発した国民党の悪辣さを許せない気持ち」があったのかも知れない。
    近衛はロシアスパイゾルゲの配下であった尾崎秀実(朝日新聞記者、当時近衛の補佐官)の強硬な日戦
    争拡大論に大きく影響されたのかもしれない。米内の主張も、ロシアを擁護した可能性が強いのではないか。尚、尾崎に情報を流した他の朝日新聞記者もいた。彼は、朝日の編集長にもなった。これだけでも朝日新聞がどのような新聞であるか想像がつくでしょう。
    逆に蒋介石もアメリカからの支援を受け、日本を太平洋戦争へ引きずり込もうとして、和平交渉に乗
    るように見せて乗らなかったのかも知れない。色々議論や再度の事実確認が必要なところである。

    「日中戦争拡大」、「ノモンハン事変」、「ハルノートによる日本の権益没収」は何れもロシアに仕組まれ
    ているのではないか。それに共謀した、フランクリン・ルーズベルトや尾崎秀実らの朝日新聞記者達コミンテルと米内の罠に填まって、関東軍は国民党から中国共産党を助ける事に利用されたのかもしれない。ルーズベルトも今の中国は計画外であったであろう。ルーズベルトの責任は重い。ルーズベルトは日本嫌いで日本国民への憎しみをアメリカ国民に煽った。それをチャーチルは利用し、太平洋戦争を誘発させ、ヨーロッパ戦争にも引きずり込んだ。
     第一次世界大戦にアメリカが引きずり込まれたのは、フランスやベルギーの「ドイツ人は残忍で、子供の手足を切り落とす」といった類の真っ赤な嘘が原因だそうです。「中国、東南アジアで日本人が残虐行為をした」との非難も日本の習慣や文化にはない「フランスやベルギーが騙した嘘の残虐行為」や「欧米が植民地で行った残虐な拷問方法」や「中国の残忍行為」と同じ事を行ったと言われており、全くの嘘であることが直ぐ分かります。手足を切り落とす、耳や鼻を削ぐ、顔や鼻に針を通す、ギロチンを使う、陰部に棒を指す、水を腹一杯飲ませてそのお腹に飛び乗る等の残虐な発想は、日本の歴史にはない。全て欧米か中国人の歴史にある残虐行為である。中国に捕まった日本人の捕虜の写真を見たが、その方法が連想できるひどい状態であった。

    東京裁判やGHQ、連合国側の焚書後の資料を基に、正しい歴史認識は出来ないにも拘らず、日中戦争は「日
    本の関東軍がかってに命令を無視して行った侵略戦争」であえると単純に述べる方々がリベラルと称した左派の社会主義者や歴史家の中に多いが、そんな単純な戦争ではなかった。
    東京裁判では、戦勝国側の行った残虐行為については議論されなかった。不利な証拠は、採用されなか
    った。たとえば、溥儀の家庭教師の日記。(溥儀が日本に保護を求めた。日本人との関係は、言われるほど悪くなかった。)岩波書店の日本語版はその日記を書き換え証拠隠ぺいを図った。満州国は、中国ではない。熱河も万里の長城の外である。溥儀が満州国の皇帝になるのが最も妥当。中国国民党や共産党がとやかく言う権利は無い。溥儀も死ぬ前に、彼の本で「日本人に全ての罪を擦り付けてしまった」と回想している。単純に悪人とか侵略者などと評価すべきではない。第一満州そのものが本来中国ではなかったのである。

    張作霖は最初は日本から援助を受け、後に欧米に寝返り、逆に日本の既存権益を脅かそうとした裏切り者であった。そのため関東軍の怒りを買い狙われた。満州の権益は日露戦争で得た物だが、当時の常識では、台湾と同じ日本の権益であり、他国同様にその裏切りに対して対抗処置を行ったのである。また、満州も中国の領土ではなかった。日本人が援助して成された辛亥革命後、孫文が満州も漢民族の土地だと言い出した。日本の権益からは資源も頂いたが、インフラ整備、教育整備、階級制度の廃止、最新技術の付与等を行い近代化を進めた。「それらの意味でも侵略戦争ではない」。
    当のマッカーサーですら、アメリカ国会の公聴会にて日本は悪くなかったと証言している。それを、その当時の歴史認識を無視して「日本だけが悪かった」と主張する中国、ロシアや韓国、北朝鮮、在日韓国人の機嫌を取って彼らの主張を丸呑みする朝日新聞や左派の学者、彼らの選挙票欲しさの政党がある。満州事変の本多勝一や拉致事件の報道・事実の隠蔽もその最たる例である。現在では彼らの嘘も証明されている。

    義和団事件では、欧米は北京で略奪と暴行を行った。日本はそのような不義は行わなかった。第一次南京事件は、国民党が各国の治外法権区域に進入し略奪を行った。それに対して、日本は我慢したが、欧米諸国は南京への無差別攻撃を行った。これが当時の欧米の常識である。
    第二次上海事変についても、国民党の行った姑息な挑発行為や日本人と自国民への略奪、虐殺、無差別爆撃の事実も分かっており(世界のメディアや記者達の記事等)、日本が悪かったとは必ずしも言えない証拠も多く出ている。蒋介石も裏切り者と言える。中国と日本が力を合わせ欧米に対抗するどころか、彼は欧米と組んだ。だから日本の軍部や政治家の一部が怒っていたのである。その蒋介石は、共産党に負け、結局日本領土であった台湾に勝手に逃げ込み反日教育を始めた米傀儡政権である。日本は台湾の領有権を放棄したが、厳密には国民党や共産党の物でもない。

    面白い例として「戦争と人間(五味川純平の映画化)」等、中国共産党や中国スパイに対して彼らが友好的な組織であるかのように描かれており、日本人だけが殊更悪く描かれていた。しかも、中国の残忍さは全く描かれていない。実際に日・中問わず当時の裏社会では日・中国民や知識人の暗殺が頻発している。しかしこう言った一方的な映画や小説により、「日本人は悪い、中国人は優しく信用できる」等へ日本人の歴史史観が変えられて来たのである。嘘つきと証拠隠蔽の朝日新聞や本多、岩波書店と同じ、一方的な主張のみ述べるのは不公平で嘘つきの国・中国寄りの言論誘導でしかない。公平に正しく伝えてくれれば信用もするが、これでは信用できない。その本や記事を注意深く読み、理に叶っているかを考えれば著者が如何いう立場の人か分かってくる。
    高山氏は、新聞記者の心得として「目で確認し、耳で確かめろ、早とちりするな、裏は必ず取る、判断材料として事実を正確に記載する、意見を押し付けない等」であると言われているが、私の文頭でも述べているように、全く同感である。それが、本当の自由主義につながる。
    高山氏の批判を行う連中は決まって「根拠がない」とか「乱暴である」、「信頼できない」、「持論を述べているだけ」、「反論する気も起らない」云々と言う。しかし、彼らには理論的にも証拠や裏付けの面でも真面な反論は見た事がない。彼が産経の編集長時代、「朝日の嘘の毒ガス記事を産経が否定」して、当時の朝日の編集長が「産経を潰してやると怒鳴り込んで来た」そうだが、結局「産経の煙幕説」が正しかった。これも列記とした事実です。韓国人の言い草ではないが、反論できないのはやはり彼らが間違っているからであろうか。私がウイーキペディアも含め資料や各社新聞記事、他の本を確認した範囲内では、かなり的を得ていると思うのですが。

    一寸一昔、NC州のデューク大学で、ある中国人女子学生がチベット問題で揉めている留学生達の間に入って仲裁しようとした。それを切欠に彼女は、中国人留学生の集団につるし上げに有った。インターネットでも罵倒を浴びせかけられた。彼女の行った行為は世界の常識では正しい事である。しかし、侵略国家の中国人にはそれが全く通じない。そのくせ他の国を侵略国家と貶す全くあこぎな国である。
    つい最近中国軍のバスケットチームとアメリカの大学のバスケットチームが北京で友好試合を行った。その際何が切欠か知らないが、アメリカ選手に、中国選手と観客が襲い掛かった。その事実は世界に放映された。警備員も止めようとしなかったそうだ。また韓国はソールオリンピックのボクシングの試合でレフリーに暴力を振るった。サッカーの国際大会では他国を冒涜し世界から非難された。中国も韓国も他国の国旗を焼き民度の低さでは同レベルである。自分たちの国の恥であることも分からないのである。私が中国人や韓国人なら、恥ずかしくて海外旅行もできない。海外で「私は中国人である」とか「私は韓国人である」と胸を張って言えない。幸い日本人なので、胸を張って「私は日本人である」と言える。
     アメリカのモールで、白人女性が「日本人か?」と聞いてきた。「日本人だ」と答えると「じゃあ、安心して子供を預けられるから、ちょっと子供を見ていてくれないか。」と頼まれた。日本人への信頼感が高い事を身を以て体験できた。

     田原総一郎氏は、北朝鮮に乗り込み、北朝鮮高官との取材を行おうとしたそうである。自著に書かれていたが、中々北朝鮮側も慎重であり、取材をさせてくれなかったそうである。しかし、最後には、ある高官がインタビューとカラオケに対応してくれたそうである。田原氏は、感激しその自著でその高官の事をべた褒めであった。その高官は、日本語も堪能で、日本の歌も良く知っており、カラオケではずいぶん楽しめたそうである。しかし、中国、北朝鮮と言えば、トラップ、ハニートラップの危険性や実際の事件が取り沙汰されており、日本、台湾、ヨーロッパでの逮捕者や自殺者迄出している。全く信用出来ない国である。また、中西京大大学院教授の指摘の通り、ポチョムキン村と北朝鮮のトラップに騙され一生北朝鮮が素晴らしい国と信じた初代日教組組合長の「にのまえ」にされたのではないかと私個人は危惧している。
    田原総一郎氏が彼の著書で、各党の要人から相談を受けた事を書かれており、自己自慢をしておられるのか。秘書費用の不正問題で辻元議員や小沢議員を擁護したり、辻元議員に政治献金したと言われている。情報量は私などに比べ遥かに多いジャーナリストではあろうが、「愚かで、事の本質も分かっていない辻元議員」などを支援すること自体、彼自身の考え方を疑う。
    また田原氏の別の本で、「石原莞爾は平和主義者ではなかった」と書かれていたが、「徳川家康は平和主義者ではなかった」と言うに等しい。現代の尺度で測ること事態に間違いがある。田原氏の言う石原莞爾を尊敬した人たちの中に初代民団の会長や大山倍達等の在日韓国人達がいたことも興味深い。また石原莞爾は、孫文の辛亥革命が成功した時、万歳と叫んだそうである。アイリス・チャンの「レイプオブ南京」ですら指摘している。満州事変を起こした彼の目的が上海事変や日中戦争と同じだと考えると大きな間違いである。また彼は日中戦争を望んでいなかったのも確かである。石原莞爾の悪口を言うぐらいなら、「実はリンカーンや両ルーズベルト」が悪魔だったと行って欲しい。
    田原氏の次の本を今から読もうとしているが、彼はそのタイトルをライフワークにしたいと「まえがき」には書かれていたので本文が楽しみである。何か新しい事実や考え方が掴めれば幸いである。わたしは、本や新聞、プログ、ウイーキペディアも反日派~中間派~親日派まで幅広く読むように勤めている。出来るだけ客観性を保ち、事実の本質を知りたい為である。朝日新聞も嫌いだが読んでいます。

    そもそも国旗と国歌はその国の象徴ではあるが、本質的に戦争や独裁主義、軍国主義の象徴ではない。日教組、朝日新聞や毎日新聞、民主党や社民党は、ただ単純に戦争の象徴、侵略主義の象徴だとか言って、「本質をごまかし、日本人同士助け合おうとする気持ち、国を大切にしようと思う気持ち、日本人というアイデンティティー、日本文化、日本人の世界に類を見ない大切な国民性を潰そうとする為」に「日の丸反対、国歌斉唱反対」と叫んでいる。似非平和主義の抽象論で国旗や国歌に反対する暇があれば、北朝鮮や中国の実際に起きている非人道的政策や弾圧の事実に対して反対活動を行うべきである。全くの愚か者達である。国旗、国歌が戦争の象徴と唱える日本の族は、朝鮮総連とも仲が良く、軍国主義の本質ではない国旗、国歌の議論を利用して内面から日本を陥れようとしている。
    戦争経験の無い者まで、戦争を思い出すのでいやだと馬鹿な事を言う教師がいる。また、戦争に出征さ
    れた方を全て侵略者と考えている教師も居る。最近の事だが、歴史の時間に韓国に偏った知識を与えたりする教師がいる。歴史も分からないし、世界の事も分からず、国と言う概念すら無いのであろうか。「国旗、国家、愛国心」も「まじめで正直な日本人を誇りに思う心」と同じで戦争の本質ではない。国と言う概念が無い国は、近代国家の中には無い。何処の国でも、何か危険な事件が起こった際には、自国民を優先して救助する。海外で暮らした事の無い彼らにはそんな実感も無いのであろう。其の逆に彼らは今の覇権主義で一党独裁、人民への統制と人権問題、チベット自治区等の領土問題を抱える中国や北朝鮮に媚へ辛います。それらの国は自国民ですら簡単に殺戮する。彼らとの利害関係を疑いたくなります。それともポチョムキン村に填まったのでしょうか。全くの大きな矛盾を抱えた事例です。馬鹿なのか、洗脳されているのか、学習が足りないのか、利害関係が有るのか、物事を一面的にしか見ない代表的な例だと思います。どこの国も、国旗・国歌は大切にしている事実も無視しているのです。

    ・神奈川県小田原市議会は6月16日の本会議で、育鵬社と自由社の歴史教科書を採択しないよう求める在日本大韓民国民団湘西支部の陳情を賛成多数で採択した。朝日新聞によると、審議では育鵬社などが「反韓国、反中国の感情をあおり立てている」という意見が大勢を占めたという。こういう問題では、自分の意見と議会の意思が合っているかいないかでダブルスタンダードになりがちだが、私は教育委員会は住民の意見を聞いた上で採択の権限と責任を果たすべきだと考えているので、育鵬社などを排除せよという議会の意思が示されれば尊重すべきだと思う。ただし、今回の陳情を行ったのは民団湘西支部という外国人団体であり、教育への内政干渉だ。教育基本法は「国民の育成」をうたっており、外国人より前に国民の意見を聞くべきだろう。長く教科書問題を取材しているが、過去にこんな陳情が通った例はない。恥をかくのは、そんな議員たちを選んだ小田原市民だ。全く、小田原市議会も愚かである。この事例からも、外国人参政権は与えるべきでない。育鵬社などを除く5社の教科書には小田原が生んだ二宮尊徳が載っていない。小田原市民は郷土の偉人より内政干渉受け入れを選んだことになるのだ。(産経新聞より)

    ・育鵬社採択、目立つ教師らの妨害 メディアも糾弾キャンペーン(産経)⇒日教組を何とかして欲しい。
    ・育鵬社批判はいかに的外れか 教科書の中身とは(産経)
    採択の中で、いわれなきレッテルが貼られた育鵬社教科書だが、実際に読むと、批判がいかに的はずれかがわかる。

      つい最近の話で、大阪府知事の橋下さんが、『朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が府の「君が代起立条例」
    を非難する論評を掲載したことに関し「あんたらは将軍様万歳と肖像画を掲げ、教科書にも将軍様、将
    軍様とばかり書いている。何をやっているんだ」と反論した。』と産経新聞にあったが、その北朝鮮と朝
    鮮総連を助けているのが日教組や民主党、社民党、共産党、朝日新聞などのマスコミである。多くの粛
    清と国民を犠牲にしたヒトラー、スターリン、毛沢東を支持しているのと同じ事である。全く矛盾した
    似非平和主義者の連中である。
      『菅首相、最後も思いつき 朝鮮学校無償化を「唐突」指示 党の親北体質、疑惑上塗り』と新聞が伝えているが、辞任前に次の選挙を意識してか朝鮮人との約束を果たせなかったことへの「お詫びのパフォーマンス」であろか。鳩山と同じで何時までも議員で居たいらしい。
    どう考えても、あのヤクザと同じ独裁国家北朝鮮と朝鮮総連の朝鮮学校に日本の学校と同じように日本国民の税金を支払う事には明らかな矛盾がある。それを支援する似非平和主義者にも悪意がある。何もわからず子供たちの可愛さ(特に女学生)に騙される人もいるが、そんなにあの国は純情でない。日本のおじさんは、整形美人にも注意して欲しい。

    話は変わるが、
    13年前のこと、ワシントンダレス空港で、16、17歳ぐらいの未だ幼さが残る男子達のグループが私の家族に近づいて来て、私の次男にラジカセをフリーでくれると言う。なぜかと聞くと、「国を守りたいので軍隊に入るからもう必要ない」と言うのである。私は、ふと眼がしらが熱くなってきた。そこには人種差別もなく純粋な好意からラジカセを未だ幼児であった次男にくれたのである。彼らを侵略者であると私にはとうてい思えない。中東のどこかで傷ついたり、亡くなったりしてはいないかと今でも気になっている。ベトナム戦争末期アメリカでは、兵隊が悪人のように言われた時期もある。苛烈な仁義も道徳もない戦場で、精神的におかしくなった帰還兵もいた。
    ベトナム戦争やイラク戦争の正当性はともかく、戦った兵士の中には、正義を信じて戦った者もいようし、徴兵や貧困で止むを得ず参戦した者もいる。また、戦場の非人間的な戦いの中で、人格や道徳を失い非道な行為を行った者もいる事は確かです。それを安全な場所に居て、最初は一緒になって戦争を煽ったマスコミや市民が、後半は彼らを百羽ひとからげで侵略者とか悪魔とか詰る。これは無責任この上なく、実際命を賭けている人たちへの冒涜でもある。日本人の中にも戦争反対者はいました。私も戦争反対者の一人であったが、死にかけていたり、手足を無くしたりした人たちが治療を受けていた病院の前で、反戦を訴えて騒ぐ気にはなれない。彼らは、負傷兵を「暴力装置」と言い、人間であるとは考えていない。恥を知れと言いたい。

    海軍大将の米内は、日中戦争拡大を強行に支持した。彼はコミンテルであった可能性も否定できない。
    「広島・長崎の原爆は自業自得である」と部下に述べたそうである。なんと非道で無責任な指導者であろう。
    広島原爆の碑文への正しい認識が必要である。「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」の碑文に対して、今でも其の言葉への論争は続いている。個人的には、世界的に主張する為に、はっきりと主語を明記すべきであったと考える。失礼ながら言葉を考えられた広島大学某教授は、世界の事が分っていなかった。日本の独り善がりの「そんなはずはない的」な常識は世界に通用しない。パール判事の御意見はもっともである。隣の国、韓国でも日本人は曖昧ではっきりしない、真意が分らないと言われる。

    東北大震災が起こるや、原発反対派が勢い好き原発付近の住民も浮き足立っているが、持たざる国日本では、現実的にすべての原発を即座に止めることもできないし、代替えエネルギーも無い。それを知ってか知らないでか原発反対派は騒ぐ。代替えエネルギーに利権を求める族も出てくる。どこの国民も目先の事だけで煽られ現実を考えようとしない。原発の廃止・再構築も代替えエネルギーも中・長期的レンジで考えて行く事ではなかろうか。今行う事は、被災地の援助と復興及び再発防止の為に全国の原発安全体制見直が最優先だと考えるのですがいかがでしょうか。

    経済界の中には、いくら技術を垂れ流しても、更に新しい技術を生み出せばよいと言われる経営者や企業もおられるが、垂れ流している相手国は、まともな国ではない。私には傲慢と驕りにしか聞こえない。今までそういった技術とブランド力を生み出すのにどれだけの苦労と費用が費やされたか考えて見るべきである。また、将来の日本が今までの国民性を保てるかも疑問である。アメリカの製造業の歴史を見れば危機感を感じないのか。日本の鉄鋼産業も良い例である。最先端技術を垂れ流した挙句、現在自分の首を絞めている。その他、スーパーコンピューター、PC、液晶テレビ、自動車等もその例である。また、最近の中国新幹線の話題は全く情けない日本企業経営者(川重等)の愚かさの象徴である。なんと中国はアメリカで特許を取ろうとしている。馬鹿な経営者が日本の製造業を潰そうとしている。いくらだまされても目先の権益を狙った懲りない政治家と財界人達である。
    なでしこジャパンのロンドン五輪最終予選は中国で行われる。地元中国は5試合すべてナイターなのに日本は3日の韓国戦、11日の中国戦以外は残暑の中、午後3時半開始だ。「抜け目なくタイを3戦目にしたのは中国。最後に暑さで疲れきった日本をたたこうという魂胆も見え見えだ」これも何でも有の中国だ。

    皆さんもご存知の例ですが、日産などの例は、技術の日産と言うだけあって日産の歴史はすばらしいものが有った。しかし何時しか、会社の持つ体質や経営者の体質が硬直化し、ヒット商品が出ずルノーに買収されるに至った。私は、ゴン社長を否定はしないが、日産だからゴン社長でも体質改善が出来たのであると見ている。私から言わせると、日産の社員と技術は一流で、経営者が三流だったのである。ここにも日産の経営の傲慢さと驕りがあったのである。非近な例で、没落直前の時期に新車を買おうと各社を回った事がある。その時のディーラーの対応振りからも日産の驕りが感じられた。車のデザインもパッとしないものが多く、こじんまりしたデザインが増えた。(車が、小さく安っぽく見える。) アメリカフォードのベストセラーカーであったトーラスの没落に酷似している。トーラスは、トヨタのカムリとホンダのアコードに其の座を奪われた。日産のブルーバード(アメリカではアルティマ)は、上記指摘のごとく、こじんまりとしアメリカでも注目度は低かった。しかしさすがにゴン会長もGMとは提携しなかった。先見の目はある。

    「中庸は最善なり(Virtue takes a middle course. The golden mean is best.)」、「本質と
    真理の追究」、「運命が人を左右するのではなく、人が運命を左右するのである」という言葉が私は好きですが、野田新党首の好きな言葉は「中庸」だそうです。今までの「民主党」が「中庸」だとは決して考えられない。新内閣の顔ぶれでその真価が問われるが、今のところ、小沢寄りで、悪の集団日教組のドン輿石さんが幹事長では、今までと変わらない予感がします。それがもし正義のための強かな策略であるならば私の予感は外れるが、そうでないなら、愚かな元両首相の二の前に成るでしょう。陰でこそこそ「裏マニュフェスト」を遂行されては、日本は潰れる。

  5. 9/2追加分
    田原氏の次の本をよみました。「誰も書かなかった日本の戦争」と言うタイトルでしたが、彼はそれをライフワークにしたいと「まえがき」には書かれていたので本文を楽しみにしていました。しかし、何も新しい事実は掴めませんでした。偉そうな事を言うようですが、ただのエンジニアである私でさえ知っている通説が多く、知っている誰かの本の引用が殆どで、それらの主張に対する意見を肯定しているだけでした。タイトルをもう一度見直して唖然としました。タイトルと内容のギャップが大きすぎました。彼はジャーナリストでありテレビに出るのが忙しく、裏を取る事や詳しく本質を突き詰めて行く暇も無かったのでしょう。同じジャーナリストでも、自分で体験したり、世界を動き回って裏を取ったりする本当のジャーナリストには敵わない。
    私の会社の先輩に中国通がいます。彼は、朝日新聞は真面な新聞であると固く信じています。そこで彼に高山氏の本を読んで頂き感想を覗いました。帰ってきた感想とは、「高山氏の書いている事は事実である。」、「朝日新聞を非難しようと思えばいくらでもできる。」、「高山氏は傲慢である。」、「あまり深く調べないで書いてある。」、「私でも書ける程度の本だ。」、挙句の果ては「高山氏は信用できない。朝日は真面な新聞だ。」と答えが返ってきた。私の先輩の答えは、つまり「高山氏の書いている事を事実と認めながら、高山氏の知識がいい加減だ、朝日新聞は正しいと擁護しており」、全く支離滅裂である。韓国人の言い草ではないが、真面に反論できないのはやはり彼らが間違っているからであろうか。私がわりと詳しく知っている話題や関わった自称が幾つかある。またウイーキペディアも含め資料や各社新聞記事、他の本を確認した範囲内では、かなり的を得ていると思うのですが。
    ⇒ 産経新聞の引用が多いのは、電子版でこんな大事な事実を他社の新聞は教えてくれないからでる。

     又ウイーキペディアの引用も電子版であり引用しやすい事と、範囲を広げて確認すれば色々幅広い主張を知ることができ、事実確認のヒントを与えてくれるからである。

    私自身は、小学校や大学の時、在日韓国人の友人がいた。彼らから、韓国人への差別について教えられ、日本人としての罪の意識を感じたし、日韓併合に対する屈辱感については実感できないにしても理解はできる。日本人として反省すべきであると考える。ただし、どこの国でも差別はある。白人と有色人種、北ヨーロッパ系白人とラテン系白人、カースト制度、中国や韓国の中でも北と南や東と西等が良い例である。
    しかし、中国、韓国、北朝鮮や左派の社会主義者が要求するような過度なお詫びを繰り返す必要は無い。既に解決済みなのであるから。

  6. 民主党 『裏マニュフェスト』 インデックス2009 を読み解く
    http://blogs.yahoo.co.jp/success0965/4830983.html
    今年(09年)は出していません。国民に知られると困るからです。元民主党の都議会議員の土屋敬之氏も書いています。

    日本国民を騙す裏マニ

    1. 外国人地方参政権付与法案 、–これで、対馬を始め地方の議会を支那鮮人で占拠できる。
    2.選択的夫婦別姓法案、 –これで、日本人の家族制度を完全破壊できる。
    3.戸籍制度廃止法案、– これで、伝統的な日本人の家族観を破壊できる。
    4.1000万人移民受け入れ法案、– これで、支那大量移民の民族間で暴動を起こさ東京湾に人民解放軍を呼び込む。
    5.人権侵害救済法案、 –この美名で日本人を騙し、日本人への言論弾圧を強行できる。
    6.国会図書館への恒久平和局設置法案、– これで捏造した従軍慰安婦ほか過去の自虐史観を法的に固定し、日本国民の税金を反日国に永遠に賠償を続けさせる。
    7. 「皇室の廃絶」–小泉が企てた女系天皇を認めさせ皇室典範を改正すれば、何れ民心が皇室から離れ廃止の声が上がる。

  7. 新内閣の顔ぶれでその真価が問われるが、小沢寄りで、悪の集団日教組のドン輿石さんが幹事長、閣僚の方々はとても日本人の味方とは言えない。そのまま中国や韓国・北朝鮮で老後を暮らそうと考えているのか。日本国民を無視した愚かな元両首相の二の前に成る可能性が高いですね。陰でこそこそ「裏マニュフェスト」を遂行されては日本が潰れます。
    やっぱり政界再編しかないのか。民主党が保守も左派の社会主義者も外国人の為の議員が寄り集まっているのが原因でしょう。野田氏の2009年の著書で自民党の金権体質や派閥問題を批判し、中庸が善であると言って民主党を正当化していました。その本の批判そのものを民主党に返します。やはり無理がありますね。裏マニュフェストの為に大方、韓国や中国への不況を狙う公明党や北朝鮮を賛美する社民党も引き入れようとするのでしょう。

  8. 田原氏の次の本をよみました。「誰も書かなかった日本の戦争」と言うタイトルでしたが、彼はそれをライフワークにしたいと「まえがき」には書かれていたので本文を楽しみにしていました。しかし、特に新しい事実は掴めませんでした。日清戦争前の朝鮮半島は如何にも真面な国であったかのような印象を与えている。しかし当時の写真を見れば如何に酷い生活水準であったかが分かる。また反日運動も日本を憎む誰かが煽った運動であり、現在のようにTVも無く、新聞も無い、文字が読めた分けでもあるまいし、その当時一般人民が母国の置かれた立場が分かっていたとは到底思えない。もし日韓併合が無かったら漁夫の利を狙っていたロシアに征服されていただろう。中国や北朝鮮の歴史を見ればよく理解できると思います。
    また日露戦争前後も今も覇権国家であるロシアを真面な国と仰っていました。日露戦争でルーズベルトに日本が助けられたとも書いてありました。しかし、日本がロシア共産党を援助していたことは触れていませんし、ルーズベルトの調停の目論見にも触れていない。はたして原爆まで落としているルーズベルトはノーベル平和賞を受け取れるだけの平和主義者だったのか。金大中やラモス・オルタの様な如何わしい裏はないのか。
    「盧溝橋事変も中国からの挑発」であったと仰っており、「当時は帝国主義で止むを得なかった」とも仰っておられますが、安心したのもつかの間、「盧溝橋事変は些細な出来事」で「それを喜んで大事件にした軍部が間違っている」と仰る。こう言った中途半端な主張が日本国民に誤解を与えるのである。たしかに軍部は日中戦争拡大のミスを犯した。しかしそのミスを挑発したのは蒋介石とドイツ顧問団である背景は述べていない。盧溝橋事件の真実が分かったので、止むを得ず中国側からの発砲である認めるしかなく、しかし一方で結局は日本が悪いと誘導しているのでしょうか。ただのエンジニアである私が知っている通説が多く、中間派の主張の組み合わせのような気がします。また植民地主義への近代化は日本だけが実行した事実に触れず、欧米との違いもはっきり説明されていない。

KM へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です