『スーチー女史は善人か』解説(三)

『スーチー女史は善人か』 高山正之著  解説西尾幹二 

 後藤田正晴については、「カミソリ」と「ハト派」と「保守」が同居する嘘っぽさ、という氏の表現が正しい。私は中曽根内閣の出現以来、日本の再敗戦国家としての崩壊が始まったと見ているが、よく考えてみると、中曽根=後藤田コンビ以来と言った方が正しいであろう。

 そのほか氏の指摘で納得し共感する個所は少くない。朝日新聞が中国人や韓国人が日本で犯罪を犯すと、実名を伏せ、日本名で表記する点に、「朝日にはそんな決まりがあるのだろうか」と問責している(第二章「民族性はわかりやすい」)。

 オランダから蘭印を解放し、インドネシアを独立させたのは、旧日本軍の功績だった。オランダ支配下の350年間、人々は統一語も持てず、識字率は3%以下だった。日本は三年半でジャカルタ語を標準語にし、教育の拡充を図った。インドネシア人の軍隊「ペタ」を創設して、戦うことを教えた。日本が敗北し、オランダ軍が再び植民地支配に戻って来たとき、彼らは日本軍から得た兵器で戦った。オランダは空軍も動員してインドネシア人を80万人も殺害したが、彼らはもう決して逃げなかった。オランダはインドネシアの独立を認める代償に、道路や港や石油施設の代金として60億ドルも請求した。どこまでも阿漕で卑劣を絵に描いたような西洋人であったが、そのおらんだが2005年になってやっと過ちを認め、謝罪した。高山氏は次のように書く。

 「東南アジアを侵略し搾取したのは日本だと欧米は言い募り、共産党系朝日新聞もそれに同調してきた。

 しかし真犯人の一人が今やっと自供した。共犯の英米仏も素直に白状したらどうだろう。アジアを裏切り、日本を裏切って白人国家についた支那も今が懺悔のいい潮時と思うが。」(第三章「真犯人オランダの自供」)

 まったく同感である。今年(2011年)の12月8日は真珠湾攻撃の70周年記念の日となる。日本はここいらで敗戦の負の遺産を返上しよう。開戦の正の意義を再認識しよう。私は今から強くそう提言しておく。

 高山氏のこの本は、国際派新聞記者としての永年の経験に、最近もたびたび現地調査に赴いている旅の記憶など、またその後の研究も加えて、ともかく私などが知らない驚異的な諸事実を数多く教えてくれる。こんなことはまったく知らなかったというような和田愛がとにかくとてもたくさん書かれているのである。そのうち、へえーと私が新鮮な驚きを味わったエピソードに次のようなものがある。

 インドのカーストは私も少し見聞しているし、本も読んでいる。しかし百三十もあるカーストのうち、お互いを見て相手が自分のカーストより上か下かが即座に分るのだそうである。道路が青信号になると一番上のカーストから順番に車を発進するというのである。車にしるしも付けないでどうしてそんなことが可能になるのだろう(第四章「女性蔑視では支那どまり」)。

 アメリカの家庭内暴力はものすごく、妻を暴力で病院送りにしたケースが年間四百万件、殺された妻が年間三千六百人にもなるのだそうである。この数字にはウソではないかと思うくらいの驚きを覚えた(第三章「『殴られる女』症候群」。

 二十年前のイランでは女性がチャドルの下から髪を覗かせ、口紅がみつかると、手錠をかけて連行され、十回か二十回かの鞭打ちが科せられた。男女が車に乗っていて、夫婦でないと逮捕された。レストランも結婚証明書がないかぎり、男女別々の席で食べさせられた(第四章「隠せばつけ込まれる」)。

 世界は広い。日本人の知らないことが余りに多い。逆にいえば、日本人は無垢で、無邪気で、無知である。

 その日本人の一人が上海で、中国人から日本人というだけの理由で殴られ、半殺しの目に合う話をひとつ読んでごらんなさい(第三章「領事館は冷酷無知」)。領事館は取り合ってくれない。事情すら聴こうとしない。私は外務省という役所にひごろ不満と不快を感じているが、この文章を読んで、怒りさえ覚えた。世の中には存在しないほうがいい官庁もあるのである。

 さて最後に、関連する一つの事実をお伝えしておく。

 GHQが七千点余の本(昭和三年から二十年までに刊行された)を選んで、没収し、数十万冊を廃棄処分にしたことを、この数年私はあらためて問題にして、『GHQ焚書図書開封』1~5までを刊行している。GHQが没収した書物の出版社ランキングで一番多いのが朝日新聞社140点、次に多いのが大日本雄弁会講談社83点、三番目が毎日新聞社81点の順である。上位三社は当時の国策に最も忠実だったことを物語る。そして今気がつくと、この三社は戦後逆の方向へ転じ、最も左傾した代表的マスコミであったといっていい。

 高山正之氏は朝日新聞を目の敵にしているようにいわれるが、氏はためにする議論をしているのではない。戦後において思想の逆転現象があって、常軌を逸した反体制・反権力・革命礼賛のイデオロギーへの逸脱が日本の社会を歪めてきたが、それがまだ元へ戻らないのである。朝日新聞社は戦争中に極端に走った。そういう体質の会社だから今度はまた逆の方向へも極端に走って、社員ひとりびとりがその気風に染まり、社内の左翼支配の体制が抑圧的で、発想の自由がなく、歪んだままに今日に及んでいると思われる。

 本書に示される高山氏の朝日批判は個人的好みの問題ではなく、時代の病いに対する公正を求める訂正要求の声であり、日本の社会を正常な軌道に戻したい氏の熱情の表われであるといえるであろう。

(平成23年7月、評論家)

「『スーチー女史は善人か』解説(三)」への11件のフィードバック

  1. 「まったく同感である。今年(2011年)の12月8日は真珠湾攻撃の70周年記念の日となる。日本はここいらで敗戦の負の遺産を返上しよう。開戦の正の意義を再認識しよう」と仰る西尾先生の御提言に、まったく同感でございます。

     吾が国の現状は、周易の六十四卦で云えば「山地 剥」(退勢の極地)で、五陰に迫られて僅かに上に一陽が踏み止まっている象であり、この一陽は西尾先生の「GHQ焚書開封」等の御研究にほかならないと存じます。五陰に妥協すれば剥落あるのみ、これをあくまで堅守すれば「地雷 復」(一陽来復)と展開し、攻守ところを変え、一陽が五陰を追求し陽気長ずる流れとなります。

     敗戦の負の遺産に呪縛され、日本人は、未だに皇室を「占領憲法」と云う座敷牢に幽閉したまま自堕落を重ね、国民の顔である首相の座を「宇宙人」「ペテン師」と云う人非人に与え、今また「泥鰌と干物」などと云う外道に国政を委ねて安閑としています。沼気に昏睡したまま自滅しようとしております。これでは悠久無限の御先祖に対し、また悠久無限であるべき子孫達に対し合わせる顔がありません。

     開戦の正の意義を再認識するところから、即ち、自らの歴史を取り戻すところから、一人また一人と有縁の同胞から覚醒させてゆくところから始めるよりほかに蘇生の道はなく、その道程において、西尾先生の御提言は、正に千早城の錦旗であると信じます。そして、今日只今こそが、背水の戦機であり、一陽来復の天機でもあると信じます。
     重ねて、まったく御同感申し上げるところでございます。

  2. その昔日本の首相が歴訪した時、東南アジアのいくつかの国で反日デモが行われた。当時はなぜか分からなかったが現在その理由が分かった。戦争中、中国国民党に協力したその国々の華僑系の国民たちが騒いでいたのであろう。台湾、タイ、マレーシアを含め親日の国々で反日で騒ぐこと自体が矛盾する。アメリカの西海岸には中国移民や韓国移民が多い。彼らの為に騒ぐホンダ下院議員も反日を煽る良い例である。李元台湾総督によると台湾で騒ぐのは、香港から来た華僑たちだそうだ。インドのパール判事も日本の戦争責任は無いと言われた。マレーシアのマハティール首相は、『お詫び外交を止めろ」と海部首相を窘めた。高山氏によると、マハティール首相は日本をモデルとしたEAEC「アジア経済会議」を提唱した。驚いたクリントン元首相は慌てて、日本に白人国を含むAPECを提唱させ、EAECの構想を潰させた。これに乗ったのが河野洋平だったと言うことだから情けなくなる。また自虐史観の朝日新聞はマハティールを批判したそうである。これもまた朝日のえげつなさが分かる例である。ついでにマレーシアとシンガポールの関係だが、戦後になり今まですき放題に阿片を売り利益を貪った華僑へ批判が高まり、マレー人と華僑の抗争が激化した。マハティール氏は、華僑の為にシンガポールを与え独立させたそうである

  3. 田原氏の次の本をよみました。「誰も書かなかった日本の戦争」と言うタイトルでしたが、彼はそれをライフワークにしたいと「まえがき」には書かれていたので本文を楽しみにしていました。しかし、特に新しい事実は掴めませんでした。日清戦争前の朝鮮半島は如何にも真面な国であったかのような印象を与えている。しかし当時の写真を見れば如何に酷い生活水準であったかが分かる。また反日運動も日本を憎む元皇室関係者や地主達の誰かまたは共産主義者が煽った運動であり、現在のようにTVも無く、新聞も無い、識字率も低く文字が読めた分けでもあるまいし、その当時一般人民が母国の置かれた立場が分かっていたとは到底思えない。上でも言ったが、多くの朝鮮人は日本人を好きではなかったが、殊更嫌いでもなかった。たしかに差別は有ったようだが、それまでの様な酷い生活からは脱却することができた。自由であったし、階級制度や地主制度も無くなり、教育も受けられた(日帝時代を経験した韓国人が書かれた著書による)。又福沢諭吉が死にかけていたハングルを復活させた。抗日、抗日と言うが、これらはあくまでイデオロギーや利害関係者から煽られた運動である。もし日韓併合が無かったら漁夫の利を狙っていたロシアに征服されていただろう。中国や北朝鮮の歴史を見ればよく理解できると思います。

    また日露戦争前後も覇権国家であるロシアを真面な国と仰っていました。日露戦争でルーズベルトに日本が助けられたとも書いてありました。しかし、日本がロシア共産党を援助していたことは触れていませんし、ルーズベルトの調停の目論見にも触れていない。全くがっかりしました。

    はたして原爆まで落としているルーズベルトはノーベル平和賞を受け取れるだけの平和主義者だったのか。金大中や東ティモールのラモス・オルタの様な如何わしい裏はないのか。

    田原氏は「第二次上海事変の切欠となった盧溝橋事変も中国からの挑発」であったと仰っており、「当時は帝国主義で止むを得なかった」とも仰っておられますが、「安心した」のもつかの間、「盧溝橋事変は些細な出来事」と来た後「それを喜んで大事件にした軍部が間違っている」とおっしゃる。こう言った意図的な言論誘導が日本国民を騙すのである。たしかに軍部は驕りから日中戦争拡大のミスを犯した。しかしそのミスを挑発したのは蒋介石とドイツ顧問団、更にアメリカであった背景は述べていない。「盧溝橋事件の真実」が世界的に公になったので、田原氏は止むを得ず中国側からの発砲であると認めるしかなかったのでしょう。しかし一方で「中国のちょっとしたミスを大きくした日本が悪い」と誘導しているように思えてならない。その時日中軍が置かれた状況や事件をなにも語っていない。またその裏でロシアびいきの米内や尾崎が日中戦争を近衛に煽っていた事は述べない。またノモンハン事変もゾルゲや尾崎が情報工作し煽っていたことは述べない。ノモンハン事変は、ゾルゲや日本の駐露大使館からの情報を元に周到な準備を行い日本に仕掛けさせたものである。日本は大敗した。しかし、実はロシアの被害も相当出ていた事も分かっている。ここでもインテリジェンスの戦いが行われていた事は明らかであるが、その闇については分からない。 

    ただのエンジニアである私が知っている通説が多く、中間派と反日派の主張の組み合わせのような気がします。また植民地主義への近代化は日本だけが実行した事実に触れず、欧米との違いもはっきり説明されていない。アメリカだけは自由主義を尊重していたかのような書き方にも疑問を持ちます。両ルーズベルトが行ったフィリピンやグアム、ハワイやキューバの例を考えれば分かる事です。またアメリカ帝国主義と至る所で非難もされている。アメリカの中にも大きな矛盾を抱えたのではないでしょうか。また大東亜共栄圏の考え方そのものを非難する理由はない。ドイツやイタリヤに先を越されてはならないと言う人たちがいたのは確かだが、まずは石油が第一目的で、植民地から欧米を追い出すことも目的の中には有る。タイやベトナム、ミャンマーの例が示している。それを侵略そのものが先ず目的だったとするには強引すぎる。さらに中国への補給路を断つのも目的。ことさら領地を横取りするのが目的であったと言うのは胡散臭い。自治は彼らに任せた。
    日本人は悪いと言う国や族がいるが、何処の国でも災害や暴動が起こると必ず集団で略奪と暴行行為が起こる。欧米や中国も例外ではない。しかし、日本は違っている。関西・東北の大震災でも暴動は起こらなかったし、便乗値上げも起らなかった。お互いが協力して助け合った。そんな違いを世界から称賛されたのである。こんな日本を誇りに思って何が悪いのですか。

  4. 色々な本で「日本の文化や日本人が悪い、日本のマスコミが悪かった、日本の組織が悪かった等」と主張をしている。確かに愚かであったし現在も能天気であるのかも知れない。しかし、先にも触れたが過去も現在も日本国民に限った事ではないと思います。国旗が焼かれ、コーランや聖書が焼かれ、聖戦と証した自爆テロ、婦女暴行、人権侵害、民族紛争、宗教紛争、民族清浄化が行われて来た。中国では、戦後から現在まで、自治区や満州からの移住バラマキ政策が行われ、漢民族の支配体制や民族浄化が行われてきた。アメリカ、ロシアもオランダ、イギリス、スペイン、ポルトガル、フランスにもその歴史が有る。
    野田氏が総理大臣になったが、韓国政府は相変わらず「過去の歴史を反省しろ」と騒ぐ。すでに解決済みの事柄を何時まで政治利用するのか。「そのまま韓国にお返し」したい。あんな浅ましい中国の親戚のような韓国にもうお詫びを述べる必要はない。右派でなくても日本人の多くが、いい加減、朝鮮総連や民団、韓国の嘘と身勝手な言い掛かりには怒っている
    菅氏、鳩山氏民主党の議員幾人かは拉致容疑者の所属する団体(朝鮮系)や、よど号乗っ取りの赤軍派メンバーの子弟の政党に寄付もしており、極悪人である赤軍派の除名嘆願書にもサインまでしていました。きっと暗黙の内にそれらの組織と選挙協力を結んでいるのでしょう。また前原、野田氏等議員の幾人かは外国人や外国の会社などからの献金を受けています。明らかに法律違反で国会でも追及されていますが、全く知らないと黙秘を決め込んでいます。金権体質の小沢同様胡散臭いが事実は闇の中にならないと良いのですが。

    「似非平和主義者達」はこのような悪事を北教祖、山教祖、朝鮮総連同様に行っているのです。彼らはリベラルと言いながら平和や自由が目的でなく、平和主義者でも人権主義者でもありません。自分や自分の仲間の利益と日本を潰すのが目的で人権問題を利用しているのです。千葉、岡崎に続き、犯罪者を守ろうとする平岡や山岡のような悪人が、法務大臣や国家公安委員長になってどんな国になるのか心配でしょうがない。法律に従い死刑執行を行った鳩山元法務大臣を朝日新聞は「死神」と言ったが、それでは平岡らは被害者を脅かし利益を得る「悪魔」か。彼らの自衛隊発言は、人間である自衛隊をヨーロッパの共産主義に陶酔し、「暴力装置」と機械的な無機物のように訴え、東北大震災の原発問題では、「死の町」とか「放射能をうつしてやる」とか全く真剣に考えていない事が良く分かる。しかし、輿石幹事長はマスコミのせいにして恫喝し、言論統制まで企む。さすが日教組のドンで左派の社会主義者である。言論統制は、戦前の日本、右派の社会主義国ナチスドイツやイタリヤのファシズムでも行われた。しかし、左派の社会主義国、中国、北朝鮮、ロシア、ポルポト政権では言論統制どころか自国民の大虐殺を行った。

    仙谷、福島、千葉、平岡議員のように人権弁護士と言われる人たちの中には、人権どころか学生運動や共産党員の犯罪行為を弁護して有名になった人たちが多い。彼らは両刃の刃のようなものです。「真っ当な人達の弁護」をして来たか、「暴力団と同じ誘拐や殺人、粛清もする悪人達を専門に弁護して来たか」の違いがあります。
    過去に死刑反対を訴えていた日本弁護士会副会長が彼の妻が殺された事を期に一気に死刑賛成派に転向し、彼の権力まで利用して裁判に出廷し加害者を徹底的に痛めつけた。その時は朝日も彼を応援した。本人についても、マスコミや法律会にもこんな全く矛盾した事件が起きているのです。彼自身「疑似人権主義者」であったこと、マスコミも権力に左右されていると言う事実が証明されたのである。冷静に考えると「似非平和主義者」の主張には多くの「矛盾」と背中に隠した「刃」が見えて来ます。

  5.  国家主義と愛国心は違う。愛国心は国と国民を誇りに思い、将来の幸福を祈り、いとしいと思う気持ち。国家主義とは他国の旗を焼き、焚書坑儒を行い、粛清と民族清浄化を行う左派右派を問わず全体主義に根ざした主張。中国共産党機関紙、人民日報の様に、「国辱を忘れず」と国民意識の統一を目指し煽り立てるのが最も良い例である。
     『小泉元首相「靖国参拝しなくても尖閣問題起きている」 民主政権の対中外交を批判(産経)』全くその通りだとおもいます。
     私は、アメリカに住んだことがあり、南米、カナダ、メキシコ、タイ、インドネシア、中国に仕事関係で、週単位や月単位で出張した事があります。大学の後輩にも中国を含めいろんな国の人がいましたし、多くが日本で未だ働いています。わたしが訪れた国にも私の友人や仕事面での弟子がいます。一度中国の通訳の女性が私に日本は悪い国だと議論になった事もありますし、日本への研修生から日本は怖い国だと教えられていたが日本に来て印象が変わったと言う若者もいました。ミャンマーの人は日本を尊敬していると言ってくれました。ベトナムの若いかわいい大学生と日本語でアメリカ人の面白さを言った事もあります。彼らを見ると、他国の国旗を焼いたり、反日デモを行う中国や韓国は想像できない。国や反日組織が煽り立てているとしか考えられないのです。北朝鮮のスパイも一役買っているのでしょう。日本国内でも日教組、朝鮮総連、労働組合に潜んだ社会主義者が、本質をごまかし、煽っていると私は思います。メキシコや南米は本当はアメリカがきらいです。色々な歴史を見れば分かります。ちゃんとした背景があるのです。私も戦争反対者の一人であるが、団塊の世代の擬似平和主義者が、戦争で死にかけていたり、手足を無くしたりした人たちが治療を受けていた病院の前で、反戦を訴えて騒ぐ事の非人間性は許せない。騒ぐなら病院でなく、基地の前で騒げと言いたい。しかし私は、アメリカ人も嫌いではないし、中国人も嫌いではありません。今考えるとその時代を背景に日本人を含め、愚かなことを行ってきたのです。その事への反省は何処の国でも行うべきです。しかし、中国や韓国のような愛国心以上の国家主義は間違っていると考えます。私は歴史の事実と本質を知りたい為に、左派から中間派、右派までの意見を知ろうとして、色々な本や新聞、プログを読んでいるのです。
     しかし福島氏のように短絡して「アメリカの基地は要らない」、その裏にあるアメリカ政府の目論見は別にして、友達作戦で助けてくれているアメリカ兵に「帰れ」などとは言えません。そんな人がいるとしたら、日本人の恥になります。
     アメリカの人には尊敬する人達がいる、今はコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン先生を筆頭に、沖縄で母子が火炎放射器で焼き殺されるのを見て仲間をつれ日本に永住した方もいる。またアメリカ人のボランティア精神にも感服する。日本人は真面目で正直であるが、一息ついて行動を起こす。しかし彼らは交通事故にあった人を見るとすぐに助けに駆けより抱きしめる。私は何度か遭遇した事がある。そして私達家族も彼らに救われた経験がある。その時初めてERのヘリに乗った。ただし、ドナルド・キーン先生が言われるように医療は日本の方がやさしい。

  6. 国家とは何か。人類史のひとつの過程なのでしょうか?ステイツかネイションかという捉えかたもあります。でもステイツといっていいのはアメリカくらいで、中国はまた別な概念で解釈すべき社会でしょう。共産党政権だから云々はすべてを説明してはいません。
    日本はどうでしょう。大日本帝国は消えたといってもその時代から昭和は継続し、そして今は平成の世となっているわけです。天皇もいらっしゃいます。
    私見ですが、私は日本の近代史史を顧みると、よくぞ踏ん張ったとしかいいようのない感慨を覚えます。原爆投下の悲劇がそのクライマックスといってもいい大いなる物語です。歴史は長い連続した物語です。そして常に現在からの私の視点からの物語なのです。そうでなければ、未来に向かっていくことはできません。
    「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」平和公園の祈文の主語は明らかに人類と読むべきでしょう。そうでなければ死者は浮かばれません。過ちとは何であったのか。私はそれを確認したいのです。
    くれぐれも、扇動、挑発にだけはかかわらないように目を見張っていかなければなりません。

  7. 「愛国心」、「国を愛する心」更に大げさに言うと韓国や中国の使う「愛国主義」と言う言葉があるが、国を愛する心に変わりは無い。私は更に明確にそれらと区別する言葉として、「捻じ曲げられた愛国主義」を提唱したい。中国、北朝鮮、韓国は、その「捻じ曲げられた愛国心、愛国主義」で国民達を騙しているのです。今のままでは、正しい日韓関係は生まれない。

  8.  小生も、「反日」と「嫌韓流」のままでは正しい日韓関係は生まれないと思っております。
     この9月、新しい歴史教科書をつくる会の同志である松木國俊氏がWACから「ほんとうは「日韓併合」が韓国を救った!」と云う好著をお出しになりました。そして、その「まえがき」において著者は次のように訴えておられます。

    「…しかしながら、戦後韓国では反日政策により、朝鮮の人々の近代化への努力は全て否定され、被虐待民族として自らを貶める「七奪教育」がなされてきました。一方、日本は占領軍によって日本の歴史を暗黒に塗りつぶされ、「侵略国」の烙印を押されてしまいました。戦後行われたこのような歴史の歪曲は、日韓双方にとって極めて不幸な事態を招いたのです。日本への過剰な「恨」を永久に子孫に植えつける「七奪教育」は、同時に自分たちの祖先が日本に虐待されっぱなしの、無気力でふがいない人々であったと教えるものであり、韓国人の深層心理のなかで、民族としての自信と誇りを踏みにじってきたのではないかと私は思います。
     また、日本では「かつて日本は朝鮮を侵略した」と教育された戦後世代の人々(トップの政治家でさえも)が、自分の体に流れる祖先の血を恥じ、祖国へ対する愛情を持つことができないという、民族の存亡にかかわる事態に立ち至ってしまいました。日本人のプライドを持たない政治家が、韓国からのいわれなき非難に対して何の検証もせずに反射的に安易に謝罪を繰り返し、それによって「日本の残虐な朝鮮統治」と「やられっぱなしでふがいない朝鮮の人々」という捏造された歴史が確定し、韓国人の日本へ対する憎しみが膨らんできたのです。このままの状態では日韓関係は悪化するばかりで、お互いに理解しあえる日など永遠にくるはずはないでしょう。
     この悪循環を断ち切るためには、徹底的に過去の歴史の真実を明らかにする以外にありません。過去の事実を立証するには、誰の眼にも明らかな、誰もが納得できる一次資料が必要です。そして私の手元には、日本が朝鮮を収奪するどころか朝鮮近代化の手伝いを真摯に行っていた事実、そして朝鮮の人々が決して無気力な民ではなく、近代化への意気に燃えるアクティブな人々であったことを証明する数々の写真や刊行物の写しがありました。…そのことによって多くの人々に歴史の真実を知ってもらいたい、日韓両国民に誇りを取り戻してもらいたい。…この本が韓国の日本へ対する「恨」の解消に少しでも役立ち、日韓の間に相互理解と互恵平等の関係が形成される一つのきっかけとなれば、と心より願う次第であります。」

     小生は、四十余年前、林房雄先生の「大東亜戦争肯定論」を読んだ直後に、何の縁あってか李容九先生の遺児である大東国男先生の知遇を得、以来、大東先生の御帰天まで御厚誼に与ってまいりました。そして、折にふれ日韓両民族に関わる様々な書籍等を読んでまいりましたが、今回の松木氏の御著作は、永年待ちに待ったその白眉であると感悟致しました。御父上李容九先生にも増して悲痛な生涯を断送された大東国男先生もさぞお喜びのことと感じ入っております。
     うかがえば、この好著は、9月20日の初版六千部に続き、もう第二版四千部が増刷された由、更に版を重ね重ねて日韓両民族に大きく貢献するロングセラーとなることを期待してやまないところです。そして、それば正に天意でもあろうと思いを致しております。

  9. もう少しで、松木さんの本を読み終えるところです。とにかく日本人の多くが、出来るだけ事実を知り、違法な言いがかりを世界に訴えなければなりませんね。今のままでは、将来の日本の若者や子供たちに大きな重荷を背負わせることになります。
    「愚かな指導者」と「捻じ曲げられた愛国教育」により今の韓国が出来てしまった。「謝る文化の無い韓国や中国」にいくら謝っても何の改善にもならない。日本の教科書に内政干渉する資格すらない。先ずは、自分達の道徳や民度及び歴史観を改めてからにして欲しい。
    韓国人は、「日本に文化、言語、土地を奪われ、虐殺され、日本人に融合させようとした。」と騒ぐが、全くの嘘である。第一、韓国名は自由に使え、日本の女性とも結婚できた。欧米や中国のように、男を殺し、女を犯し、混血児に国を支配させたり、異国へ男達だけを移住させたりはしなかった。
    戦後李承晩の悪政により最貧国となった韓国を救ったのは、日本の統治時代を知り、日韓国交を行った朴故大統領である。
    「愛国心」、「国を愛する心」更に大げさに言うと韓国や中国の使う「愛国主義」と言う言葉があるが、国を愛する心には変わらない。私は更に明確にそれらと区別する言葉として、「捻じ曲げられた愛国主義」を提唱したい。中国、北朝鮮、韓国は、その「捻じ曲げられた愛国主義」で国民達を騙している。それに乗せられ韓国に繋がる岡崎議員の民主党や福島党首を代表とする社民党は韓国や中国・北朝鮮の政治家と言われても仕方が無い。自国の教科書をとやかく言う位なら、韓国の「捻じ曲げられた教科書内容」に抗議するのが世界の理に叶った議員の仕事である。今のままでは、正しい日韓関係は生まれない。
    韓国の歴史教育で、「華道、茶道、武士道、日本刀、盆栽、柔道等」まで韓国がオリジナルであると教えている事実を知り唖然としました。さらに韓国の実情がさも立派であったかのように脚色し、「日本人は野蛮で残忍だ、今も韓国を征服しようと狙っている」云々と教えているとは、余りの民度の遅れに驚かされました。

  10.  もしかしたら、河野洋平は自民党に潜り込んだ、中国のスパイかもしれませんね。ゾルゲ事件の朝日新聞社 尾崎のように。インテリジェンスの歴史を考えて見ると十分考えられる事だと思うのですが。しかし、河野にしても尾崎や彼の家族にしても、民主党や社民党の議員たちのように、よくあんな酷い国のお手伝いをする気になれると思います。不思議でなりません。イデオロギー以前の問題であり、人間として許されない犯罪だと思うのですが。

  11. しかしオラ戦争に負けて良かった。心底そう思う。『万世一系天皇之を統治す』なんてヤダ。人間を拝むのもヤダ。男尊女卑もヤダ。軍国主義もヤダ。男子の本懐『軍隊に入ってお国のために死ぬこと』を目標にしたかねえ。体制批判をしてはいけない国なんてヤダ。立憲君主制なんてヤダ。オラやっぱ民主主義がええ。

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