黙々と課題を片づける

 日々の課題を黙々と片づける生活がつづいている。気温が下がる時期には体調に変化が生じるので気をつけないといけないと思いつつ、時間をフルタイムに使って生きている。

 今日やった課題が表に出るのは一ヶ月後だったり、一年後だったりするので世間からは私の毎日の暮らしは見えない。最近いいことは早く寝て早く起きるようになったことだ。「夜型」人間であることを止めて久しい。

 『WiLL』12月号(10月26日発売号)だが、「西尾幹二全集 刊行記念 特別対談」と銘打って、遠藤浩一さんとのトーク、題して「私の書くものは全て自己物語です」という10ページ仕立ての対談を出していただく。

 小見出しは下記の通りである。

● 出会いは高校三年生
● 「自由」が与えられた恐怖
● 「比較」には驚きが大事
● 根源的な大江健三郎批判
● 「江戸」がニーチェの続篇?
● 福田恆存からの離反劇
● 三島由紀夫との出会い
● 世界史のなかの日米戦争

 小見出しだけ見ても何のことか分らないだろうが、何となく分るという方もおられるかもしれない。花田編集長曰く「これを読めばきっと全集を買いたくなりますよ」に、私は「え?ホント?」と応じて、半ば期待し、半ば「そんなに甘くないぞ」と思っている。全集は今日(21日)にやっと予約者に配送されだしたようだ。

 次いで『正論』12月号は特集「日米開戦20年と歴史問題」に対応し、「真珠湾攻撃の高い道義」を寄稿した。最初に予定した題「このまゝ『戦後百年』が来ていいのか」は長すぎてダメ、次に考えた「アメリカの敵はイギリスだった」は気を引く題だが、特集に合わない。小島副編集長とあぁでもないこうでもないと話し合って上記にやっと決まった。

 どうだろう?大胆すぎるだろうか?否、ちっとも驚かない、もうここいらで普通並だと思うだろうか。とにかく70年経過して、何をどう言おうともう人に衝撃を与えることはできまい。

 遠藤さんとの先の対談の最後の小見出し「世界史のなかの日米戦争」に関係もあるテーマであり、次の私の仕事の大構想がこれである。生きている間に果たすことができるか。

 それにともかく、徳間のシリーズの⑤はすでに出ているが、11月中に⑥を出して、次のように二冊まとめて世に訴えることになっている。

「パールハーバー70周年記念」
『GHQ焚書図書開封 5――ハワイ・満洲・支那の排日』
『GHQ焚書図書開封 6――日米開戦前夜』

 いま校正ゲラ刷りを見ている最中である。日々の課題を黙々と片づける私の日常生活はこんなふうに続いている。今日は有楽町朝日ホールの「これからの原子力を考える」シンポジウムに行って言うべきことをガンガン言ってきた。保守派で数少ない原発反対の役割は小さくない、と自認している。明日は小石川高校の久し振りの同窓会である。日比谷公園内の松本楼で開かれる。また酒を飲むことになる。

西尾幹二全集刊行記念講演
「ニーチェと学問」
講演者: 西尾幹二
入 場: 無料(整理券も発行しませんので、当日ご来場ください。どなたでも入場できます。)
日 時: 11月19日(土)18時開場 18時30分開演
場 所: 豊島公会堂(電話 3984-7601)
     池袋東口下車 徒歩5分
主 催:(株)国書刊行会
     問い合せ先 電話:03-5970-7421
           FAX:03-5970-7427

「黙々と課題を片づける」への2件のフィードバック

  1. 脱原発!愛国デモ行進 

    ※行動予定は随時更新

    原発利権の粉砕!電源三法の廃止!!美しい日本の山河を後世に
      代替エネルギーの開発に国家の総力を

       日時:平成23年10月22日(土)
          12:30集合 13:00デモ出発

       場所:神宮通り公園  http://gmap.jp/shop-8881.html

     1+1は2、これは誰もが否定し得ない、誰が言っても真実である。思想信条、政治的立場が異なれど1+1は2という真実は真実である。

     この度の福島第一事故による惨劇は、原発を基軸に推進しようとしたエネルギー政策の欠陥をさらけ出した。原発推進の背景には電源三法に基づく巨大な利権が存在する。再処理技術が未完のまま蓄積される核廃棄物とその対策処理費用、事故に伴う処理費用、これらがコスト参入される原発はどれだけ高価な電力料金か・・・などなど。結果はこの日本列島に途轍もない被害をもたらしている。

     原発が、「自然にクリーン」又は「安価な電力料金」などの幻想は木っ端みじんに砕け散った。この真実を我々は思想信条、政治的立場を超え、1+1は2として受け入れなければならない。

     今現在を原発の”利便”につかりながら、後世にとてつもない負債を残していく無責任が許されていいだろうか。原発をめぐる立場の相違を越えた深刻な問題であり、誰もが避けて通ってはならない。

     先人が我々に残してきたこの日本列島は、原発の”利便”につかる我々だけのものではない。美しい山河を放蕩親父のように食い潰してはならないのである。

    主 催:「脱原発 !愛国デモ行進 」実行委員会 

    ※雨天決行 プラカードの持参歓迎

    ※注意事項 軍服などの服装はご遠慮をお願いします。プラカード類はデモの趣旨に添い、隊旗などはご遠慮下さい。

    呼びかけ:西村 修平
         槇 泰智
         山田 惠久
         野村 旗守
         藤井 厳喜
         増木 重夫
         吉田ゆうけい
         鈴木 邦男
               ※10月17日現在(順不同)

    連 絡:西村(090-2756-8794)

    http://nipponism.net/wordpress/?p=5807

  2. こんにちは。
    恐縮ながら掲示板をお借りいたします。
    巨大掲示板「阿修羅」のURLを張りました。
    ご一読下されば幸いです。
    (投稿は玉石混交ですが「原発」板は比較的正確な情報が多いと思われます)
    とりあえず御紹介までに。

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