新刊『中国人に対する「労働鎖国」のすすめ』

中国人に対する「労働鎖国」のすすめ 中国人に対する「労働鎖国」のすすめ
(2013/04/02)
西尾幹二

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 目 次
第一部 中国人に対する労働鎖国」のすすめ(2013年)

第一章 日本文化が壊れる
第二章 中国人とはどういう民族か
第三章 東京が「中国の首都」にならないために!

第二部 「労働鎖国」のすすめ(1989年)

第一章 労働者受け入れはヒューマニズムにならない
第二章 世界は「鎖国」に向かっている
第三章 知識人の「国際化コンプレックス」の愚かさ
第四章 日本は25億のアジアに呑み込まれる恐れがある
第五章 「労働鎖国」で日本を守れ!

あとがき

飛鳥新社¥1500+税
4月2日に店頭に出ます。

 もう二十年以上前になりますが、ベトナム人が中国人を粧って船で大挙渡来したことがあり、あの頃私は『労働鎖国のすゝめ』という本を書きました。外国人単純労働力を受け入れるか否かが論じられていた時節で、この本は歯止めに多少とも役立ったと考えています。

 時代が替わり、近頃は中国人が怒涛のごとく押し寄せて来て、定住者は在日韓国朝鮮人を上回る数です。二十年前の本は復刻の必要があるといわれ、ご覧のように「中国人に対する『労働鎖国』のすすめ」という新しい稿を加えて一冊にまとめてみました。

 あのときもそうですが恐らく今度も人種差別とかレイシズムとか非難されるでしょう。「中国人に対する」と限定した前半の文はことに論難の対象とされるかもしれません。しかしこれは今や高度の政治危機の問題で、そんな呑気なことは言っていられないのではないでしょうか、と私はいま判断しています。皆様のご賢察をお願いしたい次第です。

 尚本文中に約十ページにわたり、私がすでに関与していない「新しい歴史教科書をつくる会」が中国人スパイ事件によってこうむった混乱の歴史とその最近の動きに対する若干の私見を付記したことを、末筆乍らお知らせしておきます。

 『正論』5月号にさっそく書評がのっています。最近ご活躍めざましい坂東忠信氏の書評です。

「新刊『中国人に対する「労働鎖国」のすすめ』」への3件のフィードバック

  1. 中曽根さんの中国人留学生受け入れ20万人の演説が今の事態です。そしてな川秀直の労働者受け入れがあダメ出しになりました。私が危惧するところは、帰化の条件があまりにも緩くカード加入の順番待ち程度の容易さになっていることです。日本人になることのありがたさ誇らしさが感じられません。ましてや忠誠宣誓がないことによる愛国心の欠如が将来に禍根を残しそうですね。

  2.  久々にコメントさせて頂きます。この著作を購入し、実はまだ読了してはいません。でも「はめられた『新しい歴史教科書をつくる会』」を読み終えた所で、どうしても書きたくなりました。
     「つくる会」が実質分裂してから、先生が何度かこの件についてお書きになっていましたが、一般人としては「やはり、どうして・・・」という気持ちが払拭できませんでした。しかし当時の八木氏訪中などの事件には、スパイ李春光が関わり、まさに中国の超限戦が行われていたことを知り、納得するとともに腹立たしい気持ちになりました。
     「国民の歴史」(下)には、「日韓問題を考えると、愉快になったことは一度もない。たいていの日本人がそうだろうし、おそらく韓国の方も同じかもしれない。・・・」とお書きになっています。ところが最近では朝鮮半島のみならず、大陸や在日の中国人に対しても、同様であるのが普通になったのを見て感慨深い気がします。というのは、少し前まで「日中友好」という謳い文句が重圧のようにのしかかっていたのに、今ではすっかり色あせたからです。ごく普通の人でも、「中国人観光客は行儀悪いしね。」とか、大学生でも「中韓の留学生は嫌い。」と平気で言うのは、決して珍しいことではありません。
     付き合いのある呉服屋の若い男性店員は、日本文化が好きで今の職場を選んだそうですが、ネットを見て腹が立つと言っていました。大陸では日本が中国の植民地になった時の各都道府県名が、既に別個に付けられているそうです。ジョークだとしても中国人らしいと言わざるを得ません。
     この前の反日デモで、日本人の嫌中感情が顕になってからのテレビニュースに面白いインタビューがありました。「反日デモがあったから、日本旅行は延期する。」とか、日本のアニメ好きの若い夫婦が「両国の関係が悪くなっているけど、アニメを好きなことに国境はないから、是非日本に行きたい。」などとまるで日本人のような言い草をしていました。今までは日本人全員が自分たち中国人に対して、罪悪感を持っていると思い込んでいる高飛車な若い中国人ばかりが目立っていたことを考えると、思わず吹き出しました。
     日中がお互いに嫌いだという感情は足下から浸透し、どんなに中国政府が日本側に「対中感情をよくしろ」と司令しても、我々庶民には無理なのではないでしょうか。よく女性が「体質的にあの人は嫌い」と言うのと同じであって、生理的に受け付けないものは、努力では決して好きになることはできません。
     この著作を読むと中国人(漢民族)というのは、つくづく「人を支配する」のが好きな民族だと感じます。だとすれば、本質的に科学や物づくりに向いていないのは当然だと思います。昔から精神病理学にいろんな気質が分類されていますが、人を支配したがる高圧的な人物が中国人には当てはまるのでしょう。
     「ある」ものを「ある」と言い、「ない」ものを「ない」と言う。こうした哲学の基本がないのが中国人の弱点だとすれば、日本人は持って生まれた学習能力をもっと生かすべきです。そして今ではネットに埋もれている、言いたいことが言える自由を決して失ってはいけないとつくづく思いました。

  3. 中国の日本浸透作戦に対してわが国はあまりにも無策だと思います
    すべての政治家と官僚は本を読むんで危機感をもつべき!

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