中川八洋氏に対する名誉毀損裁判の途中経過報告

 私は中川八洋氏がオークラ出版の雑誌『撃論』第3号と日新報道が出版した中川氏の本において、私の名誉を著しく毀損していると判断し、かねて東京地方裁判所に名誉毀損で三者を提訴していました。三つの案件のうち先頃、オークラ出版とは和解が成立し、同社のホームページに次の謝罪文と告知文が掲示されましたのでここにご報告いたします。

 平成26年8月13日 

                             西尾幹二

             お詫び

 弊社は、弊社刊行物(撃論 vol.3)の発行により、西尾幹二氏に大変ご迷惑をお掛けし、不愉快なお気持ちにさせてしまいましたことについて、深くお詫び申し上げます。なお、弊社が発行しておりました雑誌「撃論」は廃刊と致しました。

平成26年8月1日 

株式会社オークラ出版
代表取締役 長嶋うつぎ

 なお、このオークラ出版のホームページ上の掲示は8月1日から90日間行われる約束になっています。

「中川八洋氏に対する名誉毀損裁判の途中経過報告」への3件のフィードバック

  1. > 中川八洋氏がオークラ出版の雑誌・・・
    > 「謝罪文と告知文」が掲載され・・・・

    西尾教授、お慶びのコメントをお送り申し上げます。

    「中川八洋氏」の著作・論文を読んだことはないのですが、
    この氏も、いわゆる「保守系」と認識されている御仁の様です。

    「保守系」論壇人の「独善・偏見の権化」の様です。

  2. 先生のご著書の天皇と原爆をやっと読了しました。今までと異なる視点から描いどかれているので再度読んでみたいと思っています。小室直樹師が指摘していたソ連と米国の角逐の時代に両者はともに人工的宗教国家であることを踏まえつつ自然に成立した日本国家との戦争を考察したいと思います。米国のメイフラワーと独立宣言と水戸学の前期後期の暗合は実に新鮮でした。

  3. 「謝罪と告知文」90日掲載ということですが、9月20日現在、リンク先のurlは見れなくなっているようですよ。

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