村山秀太郎の選んだ西尾幹二のアフォリズム(第十六回)

(8-6)教育熱心の父親にかぎって、利己的な態度をとりがちで、自分の子供を偏愛する・・・(中略)・・・敵をも公平に客観化する目は、男性の方がいくらかましだと思い、これは価値の上下ではなく、社会的機能の相違から来ると考えているが、最近の家庭では、この点に狂いが生じているのではないだろうか。

(8-7)ヨーロッパでは日本と違い、(中略)少なくとも学校と家庭との役割の違いだけは、はっきりけじめがついている。国家の成員を育てるための公教育は学校が引き受けている。しかし、道徳や宗教に関する指導は親の責任である。

(8-8)大学における教育内容の適否が論じられることはほとんどないし、寡聞にして私は、学問の理念が問われたという話も聞かない。

(8-9)つまり教育には本来、人間が怠惰であることが許されたり、時間をかけてゆっくり成熟することが許されたりする閑雅な側面があるはずである。

(8-10)教育は教育を受けること自体に目的を持つのであって、社会発展の手段ではない。

出展 全集第8巻 教育文明論
(8-6) P24 下段より 「日本の教育 ドイツの教育」を書く前に私が教育について考えていたこと
(8-7) P25 上段より
(8-8) P31 上段より
(8-9) P31 下段より
(8-10) P32上段より

「村山秀太郎の選んだ西尾幹二のアフォリズム(第十六回)」への1件のフィードバック

  1. ◇◆人口侵略◆◇
    現在は、大移民時代に入ったと言えます。この移民圧力
    はすさまじく、その影響による主要な現象として、以下
    のようなことが起こっています。今世紀末には、世界の
    風景が一変しています。

    1) ヨーロッパでは、イスラム人口爆発によりイスラム化
    が確定した。
    2) アメリカでは、ヒスパニックと漢族の人口が激増して
    おり、将来的には、スペイン語と北京語が公用語となり
    そう。主流が、プロテスタントからカトリックに変わっ
    てしまった。
    3) カナダとオーストラリアでは、中国政府誘導の大量移
    民の政治経済での影響力が増加し、このままでは国が
    乗っ取られかねない。

    これらの地域で共通することは、移民供給元の文化の蔓
    延および、それによる移民先文化の駆逐が進行中である
    ことです。そういう意味では、この現象は人口侵略です。
    現代は、人口が武器であり、すでにそれが使用されてい
    る戦争状態の時代です。この人口侵略で優位にあるのは、
    13億人の漢族と16億人のイスラム勢力です。

    人口侵略に関し漢族は、千年以上の伝統があり、巧みな
    戦略を持っています。漢族は、黄河周辺の中原の小領域
    から出発し、現在は人口侵略により、華南、満州、東ト
    ルキスタン、モンゴル南部、チベットを手中に収めまて
    います。その上現在でも、3億人移民計画があり、世界中
    に攻勢をかけています。今触手が伸びて狙われていてい
    る地域には、シベリア、北米、オーストラリア、アフリ
    カ、ヨーロッパ、日本があります。

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