5月と6月の活動報告 (二)

ブルガリアとルーマニアへ旅立った6月2日までに、私は『諸君!』の連載の原稿と、「新・地球日本史」(産経7月5日スタート)の冒頭の私が担当した6回分を書いて置いて行った。6月22日の小泉再訪朝への怒りを抑えつつ、コラム「正論」(5月28日付)を書いたのも同じ頃で、旅立つ前のあわただしさだった。

 6月13日に帰国した。14日から23日までの間に『正論』『Voice』に併せて55枚ほど書いた。

 24日は疲れて、何をする気にもなれず、朝食をすませた後もただわけもなくねむく、日中もひたすら眠った。よく身体がつづくなァ、と自分でも自分に感心している。

 そういうわけで、よく働いたこの月の成果、8月号各誌の寄稿は次の通りである。

 1)宣長における「信仰」としての神話(53枚)『諸君!』江戸のダイナミズム(第19回)
 2)冷え冷えとした日本の夏(29枚)『正論
 3)小泉純一郎“坊ちゃんの冷血”――ある臨床心理士との対話――(26枚)『Voice

  1)この連載は20回で終結の予定なので、いよいよ最後にさしかかっている。
  2)は皇室、少子化、イラク、平等と「個」など。
  3)は「小泉純一郎の精神病理」ないしは「小泉純一郎の病理学的研究」のいづれかにして欲しいと思ったが、編集部の方針で上記のような題になった。

 今月は私の企画立案による「新・地球日本史」の私の担当分の原稿もあり、『男子、一生の問題』もやっと刊行され、いろいろな方面の仕事が一度に集中した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です