お知らせ

(1)西尾幹二責任編集『新・地球日本史』1
 ――明治中期から第二次世界大戦まで――産経新聞社刊、発売扶桑社。
  ¥1800――2月28日店頭発売

 第一巻「明治中期から第二次世界大戦まで」


新・地球日本史―明治中期から第二次大戦まで (1)

(2)「中国領土問題と女帝問題の見えざる敵」42枚
  『正論』4月号、短期集中連載「歴史と民族への責任」第二回

 論文の後半で私は初めて皇位継承問題について踏みこんだ発言をした。今まで誰も予想しなかった「敵」の所在を指摘し、首相諮問機関有識者会議の迂闊さと呑気さと無自覚ぶりを指弾した。『文藝春秋』3月号の皇室問題特集を読んでも、「敵」が何であるかを誰も見ようとしないし、見えていない。国民が皇室を守ろうとする意思を示し、今しっかり用意する機会をもたなければ、20-30年後に天皇制度はなし崩しになくなるだろう。私はそう書いた。大切な論文なので注意していただきたい。

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