阿由葉秀峰が選んだ西尾幹二のアフォリズム(第十九回)/お知らせ

日本人よ、歴史を取り戻せ!
―米国の日本永久占領 
   イデオロギーの根源―

日時:9月26日(金)午後6時30分~
(会場 6時)

場所:アイムホール ファーレ立川・女性総合センター1F
   JR立川駅北口徒歩7分
   立川市明保野町2-36-2
   Tel 042-528-6801

主催:日本会議(立川・国立・国分寺支部)

後援:新しい歴史教科書をつくる会(東京三多摩支部)

協賛:頑張れ日本!全国行動委員会

問い合わせ: 小町 090-8080-5588
         斉藤 090-6310-0354

(2-34)日本列島に住む住民とその文化を愛し、日本の国の歴史を正道に戻そうとする全体的な意思というものを重んじる、その一翼を担い、その一端に列しているということは主人持ちですね。いいじゃないですか。主人持ちでけっこうではないのか。主人のいない純粋芸術派の弱さ、純粋学問の虚しさになぜ彼らは目を醒まそうとしないのか。

(2-35)芸術の純粋性や学問の自立性などというようなものは、薄っぺらな紙切れみたいなものであって、そんなものは全体とか、国家とか、共同体とか、あるいはそれらを越えた歴史というものの前では勝ち目はないんですよ。ましてや全体主義が登場したらさらにも勝ち目はない。

(2-36)われわれが和魂をもって戦い取らねばならないのは洋魂だったんですよ。そして西洋には文明だけしかないのでなく。それを生み、その発展を必然ならしめた文化があるはずだというのです。

(2-37)「知識人」はつねに弱者のねじれた卑屈な復讐心理につき動かされてきています。そして閉ざされた自己英雄視の内部で鬱屈し、健全な一般社会に毒ある言葉を偉そうに上からまき散らしてきましたし、今もなおそうです。

出展 全集第2巻 「Ⅳ 「素心」の思想家・福田恆存の哲学」より
(2-34) P374 下段より
(2-35) P375 上段より
(2-36) P380 下段より
(2-37) P388 上段より

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