平井さんの貴重なバーゼル報告、写真とともにまことに有難うございました。たしかに40年前とバーゼルは変わりありませんね。たゞニーチェの下宿の前庭にもっと茂みがあって、暗かった印象でしたが、少し変わったようです。
日録に私の昔のエッセーが長期間載ったり、ゲストの方のご文章をいただいたりしている時間は私が執筆や講演で最も激しく活動している時期であるとご理解下さい。両方に気を配ることはできないのです。
10月は山紫会(元参議院議員板垣正氏の会)と自民党兵庫県県議団の年次総会(明石市)で講演を行いました。後者は教育論で、ある言論誌にそっくり掲載される手筈を整えられていたので、乱れない構成で話すことを心掛け、神経を使いました。脱線せず予定通りに話すのは難しいことですね。
また月末には倉敷と岡山で時事通信社主催の講演会「日本人は何に躓いていたのか」を行います。25日には女性塾といって、元鎌倉市議の伊藤玲子さんが全国の保守系女性を300人も集めて、キャピタル東急でシンポジウムを行います。私も最初に相談を受けて応援してきた会なので顔をみせます。安倍晋三氏と山谷えり子さんと稲田朋美さんがシンポジウムに出るようです。安倍氏が小泉首相にいまどういう距離意識をもってお話になるのか、の一点に私の関心があります。
尚二冊の本の出版がいま同時進行しています。
一番エネルギーを注いで、このために日録が長期休載になったのは次の二評論でした。
(1)保守論壇を叱る
――経済を論じない政治評論家たち――
Will 12月号(10月26日発売)
(2)誤解するな、小泉首相は左翼である
――日本の北朝鮮化――
Voice 12月号(11月10日発売)
Voice論文は今日が〆切り日で、今なお執筆中です。尚、今月のこの評論のあとしばらく別の仕事に没頭するためオピニオン誌の時局論は手控える予定です。
>(2)誤解するな、小泉首相は左翼である
――日本の北朝鮮化――
Voice 12月号(11月10日発売)
>Voice論文は今日が〆切り日で、今なお執筆中です。尚、今月のこの評論のあとしばらく別の仕事に没頭するためオピニオン誌の時局論は手控える予定です.
アメリカ式社会に改革しようとしている小泉さんを、保守として奉る似非保守層に対して、頭にきています。拍手喝さい。
今その、女性塾に参加しての帰りです。
帰ってからゆっくりまとめます。
新幹線待ち。
予想通り皇位継承「有識者」会議と言う名の、ただのシャンシャン会議で歴史を破壊する暴論が結論されるようですね。なんとか反対の声を大にして、「有識者」なる「無知蒙昧の輩」を撃破せねばなりますまい。
最近見つけた素晴らしいブログがありました。「瑞穂日記」という名です。作成者の知性と、常識、教養の深さと情熱が感じられます。長谷川さま、よろしければご参照ください。