坦々塾平成21年新年会

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  むかし九段下会議という政策研究を主とした勉強会に参加していて、小泉郵政選挙の評価等で意見が分れ、解散した。20人くらいのメンバーだったが、解散と同時に13人がせっかく集ったのだから会はつづけたいといって、私の許に再び集まり、坦々塾をつくった。しかしもう政界や政局に直かに結びつくことはやるまい。もっと日本の歴史や時局を深く考える会、自分を磨く会にしたい。何事に対しても「坦々と」歩んでいけばよい、というくらいの気持ちで、会をつづけているうちいつしか50人を越えるメンバーとなっていた。

 1月10日坦々塾新年会が開かれた。48人が参集した。私の旧い友人や愛読者の方々も多いが、定年前後のサラリーマンの方もいるし、学生も何人かいる。集まるたびに相互に知り合いになり、親交を結んでいる。いま大変に気持ちのいい会になっている。

 私が講演をし、依嘱した外部講師の方々が講演を重ね、ときにメンバーが研究発表をすることもある。開始以来の講師と演目は次の通りである。

第一回 (平成 18年 9月 10日) 参加 22人
 ゲスト講師:宮崎 正弘先生 『中国外縁の国々で起こっていること』
 会場 四ツ谷マイスペース 

 *宮崎正弘先生はその後メンバーとして勉強会に参加してくださっています。

第二回 (平成 18年 11月 5日) 参加 24人
 ゲスト講師:高山 正之先生 『反日の世界史』
 会場 四ツ谷マイスペース

第三回 (平成 19年 1月 28日) 参加 23人
 ゲスト講師:関岡 英之先生 『奪われる日本-真の国益を擁護するために』
 会場 四ツ谷マイスペース

『江戸のダイナミズム』出版記念会 (平成 19年 4月 4日)出席 約400人
 会場 グランドパレス市ヶ谷

第四回 (平成 19年 5月 20日) 参加 22人
 ゲスト講師:黄 文雄先生 『日本の天皇・中国の皇帝』
 会場 永田町 星陵会館

第五回 (平成 19年 8月19日) 参加 27人
 ゲスト講師:東中野 修道先生 『南京占領の真実』
 会場 永田町 星陵会館

第六回 (平成 19年 11月 11日) 参加 27人
 発表者:西沢 裕彦 『中国食品の問題』
 ゲスト講師:萩野 貞樹先生 『国語について』
 会場 永田町 星陵会館

第七回 (平成 20年 1月 12日)参加 35人
 発表者:尾形 美明 『ディーリングルームの世界』
     空花 正人 『反日左翼勢力の動向』
     小池 広行 『エネルギー危機と日本の原発』
 会場 六本木 霞会館

  *この月は新年会を行いましたので、ゲスト講師の先生はお呼びしておりません。

第八回 (平成 20年 2月 24日) 参加 33人
 ゲスト講師:宮脇 淳子先生 『モンゴルから満州帝国へ』
 会場 永田町 星陵会館

萩野貞樹先生追悼会 (平成 20年 4月 22日) 109人

 会場 九段会館

* 勉強会にゲスト講師としてお話を伺った萩野先生がお亡くなりになりました。
第六回坦々塾が、萩野先生が外部で行う最後の講演になりました。

第九回 (平成 20年 5月 10日) 参加 43人
 発表者:粕谷 哲夫 『中国旅行で見た今の中国』
     小川 揚司 『吾が国の「防衛政策」の変遷と根本的な問題点』 
 ゲスト講師:田久保 忠衛先生 『最近の国際情勢と日本』
 会場 六本木 霞会館

第十回 (平成 20年 8月 9日) 参加 40人
 発表者:岩田 温   『保守概念の再考』
     早瀬 善彦
 ゲスト講師:平田 文昭先生 『保守活動の挫折と再生』
 会場 六本木 霞会館

第十一回 (平成 20年 11月 22日)参加 42人
 発表者:足立 誠之 『アメリカの対日観と政策“ガラス箱の中の蟻”』
 ゲスト講師:西村 幸祐先生 『ジャーナリズムの衰退とネットの可能性』
 西尾先生 『私の人生と思想』
会場 六本木 霞会館

第十二回 (平成 21年 1月 10日)
 西尾先生 『荻生徂徠と日本の儒学』

  *この月は新年会を行いますので、ゲスト講師の先生はお呼びしておりません。
 会場 六本木 霞会館

第十三回 (平成 21年 3月 14日)
ゲスト講師:山際 澄夫先生 『    』・・・・予定
 会場:六本木 霞会館

 本年の新年会では、私が江戸の儒学は日本の土着の風土といかに噛み合わないかの諸相について、1時間半ほど講義した。「鎖国」とよばれる現象は西洋に対する拒絶反応だとみられているが、そうではなく、中華に対する抵抗と自己調節の努力だったということが私の言いたかった主なテーマであった。

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 つづいて新年会ということで来て下さった飛び入りのゲストの宮崎正弘氏が、いよいよ正体が分ってきたアメリカの金融危機の現状と今後の見通しについて、また同じく飛び入りの平田文昭氏が世界のエネルギー問題の現実と各国の心理的委曲について、各15~20分ほどサービス講話を展開して下さった。ひきつづき熱心なメンバーからの質疑がなされた後、会場を移して、新年宴会が開かれた。

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 数葉の写真から新年会全体の空気を察知していただけよう。宴会からひきつづいてカラオケ店に移動し、21人が六本木のカラオケの夜をたのしんだ。

 ところで坦々塾の前回は11月であった。浜田実氏が11月例会の参加記録を寄せて下さっている。当「日録」では年末、『GHQ焚書図書開封』に関する私の夏の講演を延々と掲示した関係で、例会の報告文を皆さまにお示しするチャンスを逸したまゝに、新年を迎えてしまった。

 ここに遅滞を浜田氏にお詫びし、11月例会の様子も併せて次回にご報告する。

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