チャンネル桜キャスター討論会(漂流する戦後日本を撃つ)

「チャンネル桜キャスター討論会(漂流する戦後日本を撃つ)」への1件のフィードバック

  1. いやまことに濃密な議論が展開され、3時間番組が1時間番組の様に感じられました。私は自らを保守派とも革新派とも自任しておりませんが同感される論点が多々ありました。否、私は自分勝手に良き保守かつ良き革新派たらんとしている為かもしれません。
    印象に残った論点を私が一つだけ挙げるとすれば、戦後の日本経済の特色ある形態の高度成長を論じ、後世の歴史は戦後を、世界にまれに見る経済成長によって経済大国と成り巨大な中間階層を創り出した時代と記すだろうという結論に収束して行った点です。バブル経済以降の構造改革による日本経済の変質をあぶり出す事によって、その結論はより際立っていました。私の主観がいかに経済大国を嫌っても、歴史的客観から見れば戦後日本の歴史的業績は、そこに帰着するものと思われます。
    否、私の主観は戦後以降の時代を切望しているのでありましょう。
    ちなみに私は学生時代から構造改革を述べておりましたが、いわゆる新自由主義のそれではありませんでした。高校時代の政治経済の教科書に書かれていた所謂「日本の経済の二重構造」に対する構造改革であって、その改革は未だ成されているとは言い難い現状であるように思われます。その点で私は現在、民主党支持なのであります。
    さて、桜チャンネル水島社長におかれましては、まことに良い番組を作りながらこれをただでYOUTUBEで観られるようになさっている度量雅量に対し、懐不如意の私はまことに感謝しております。

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