『GHQ焚書図書開封 9』の刊行(一)

GHQ焚書図書開封9: アメリカからの「宣戦布告」 (一般書) GHQ焚書図書開封9: アメリカからの「宣戦布告」 (一般書)
(2014/03/19)
西尾 幹二

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アマゾンのレビューより

2014/3/25 By大サダトン (埼玉県和光市)

レビュー対象商品: GHQ焚書図書開封9: アメリカからの「宣戦布告」 (一般書) (単行本)

戦前我が帝国は米国からの悪辣な策謀に良く耐えたものだと感心する。国際連盟を隠れ蓑にしする英国。この英国を裏でコントロールし日本の満州利権を狙う米国。ろくに自国の治安を維持できず、国家の体をなしていないのに一人前に日本を批判しテロを加える中国、悪質な共産主義革命を輸出し近隣国を侵略するソ連。大日本帝国が直面した脅威と先人の苦労は日教組教育や歴史教育からうかがい知ることはできない。それにしても米国の策謀は悪質の一言に尽きる。宣戦布告と同様の対日経済制裁(石油、屑鉄、鉱石類等の輸出禁止)、パナマ運河通行拒否、通商条約の一方的破棄のみにかかわらず、事実上の軍事行動である蒋介石政権に対する空軍の派遣及び日本爆撃計画、日本が受諾困難と知りながら日本の主権と米国が日露講和会議で承認した日本の満州権益を事実上否定するハルノート等悪事に事欠かない。米国はなんら国益の侵害とならないフランス政府との合意に基づく南部仏印進駐に目くじらを立て、アイスランド、グリーンランド及び中東フランス領を平気で占領するばかりでなく、バルト3国やフィンランドを侵略するソ連に膨大な軍事・経済援助を提供する。米国は悪辣な侵略者や無責任・失敗国家(当時の中国)には随分と親切である。
 中国でうそをつく宣教師、反日記事で自国民をだます作家(ちなみにパール バック(この女性作家は中国で記事を書き本国に送っていた思われているが、実は安全で治安の良い日本にいて中国の現状を知らずに書いていたということがラルフ タウンゼントの「暗黒大陸中国の真実」で明らかにされている))もいる。
 今日平気でうその歴史本で金をもうける作家(半藤一利、加藤洋子、北岡伸一等)、米国の悪の系譜は今も日本に巣くっている。
 しかし米国の戦略は成功したのだろうか。大英帝国は解体し、東ヨーロッパとアジアの大部分は共産化し、共産主義からイスラムのテロリズムまで新たな脅威に対抗しなければならず、結局自らの国力を消耗させ、世界の警察官から転げ落ちようとしている。米国の世界での軍事行動を正当化する根拠は「平和の出来で侵略者日本とナチスドイツを打倒した」という実績であるがこれも崩れ去ろうとしている。しかしこの「虚構の歴史」を否定できず、世界中で米軍将兵が血を流し続け国家は疲弊する。米国は自らの悪行にはまり抜け出せないでいる。
- 3つの主張と2つの使命 ー
 西尾氏の著作を読んで確信することができた、戦前日本(今日も)の主張は
‘一 植民地の解放 二 資源と市場の独占の廃止 三 人種差別の撤廃ではないだろうか。
 そして我が国の使命あるいは天命は
‘一 欧米勢力の拡大阻止 二 有害な中華思想の破砕ではないだろうか。
 この主張と使命に日本の原点があるように思えてならない。

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