8月の仕事

現在西尾幹二先生自身の筆による「西尾幹二のインターネット日録」は休載中ですが、許可を得て、管理人(長谷川)が西尾先生関連のエントリーを挙げています。
 
 今回は西尾先生の最近の仕事と、西尾先生の本の書評をあつかったブログの紹介です。

 『WiLL』8月25日発売号に、西尾先生は「二大政党制という妄想」という15ページに及ぶ大きな論文を発表されました。最初の3ページで参議院選と安倍総理に対するきちんとした評価を書いています。

 しかし当論文は目先の政局がらみの話ではまったくありません。袋小路に陥った日本の政治全体の転換への提言のようです。ご本人からうかがったところによると自民党と社会党が硬直したまゝ相反した「55年体制」の再研究です。

 日本の保守系論壇誌にはタブーがあります。勇敢にタブーを打破せよということばを冒頭で述べてもいます。

 ところで、「株式日記と経済展望」というブログが西尾先生の本をしばしば取り上げて、長文の論を展開しています。今年の7月には日本における「近代的なるもの」は日本史の内部から熟成して出て来た と題して、『江戸のダイナミズム』を引用し、論評してくれました。以前には『国民の歴史』を、最近では『日本人はアメリカを許していない』を取り上げていました。これらを順次引用も含め転載させてもらおうと思います。

 

文・長谷川真美

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です