『GHQ焚書図書開封』発刊と新事実発見(二)

 この本は一冊で終わるのではありません。ひきつづき二冊目が準備されています。

 第二冊目の目次は下記の通りです。

『GHQ焚書図書開封』第二巻
   目次(予告)

一、 従軍作家の見たフィリピン戦場最前線
二、 「バターン死の行進」直前の状況証言
三、 オランダのインドネシア侵略史①
四、 オランダのインドネシア侵略史②
五、 日本軍仏印進駐の実際の情景
六、 日本軍仏印進駐下の狡猾情弱なフランス人
七、 人権国家フランスの無慈悲なる人権侵害
八、 アジア侵掠の一全体像①
九、 アジア侵掠の一全体像②
十、 『太平洋侵略史』という六冊本シリーズ
十一、 大川周明『米英東亞侵略史』を読む
十二、 『米本土空襲』という本

 すぐにも刊行と思ったのですが、準備不十分で、予定の8月には間に合いそうもありません。恐らく10月になるでしょう。やはり最初の一冊が出ないと出版社のスタッフも弾みがつかないのです。

 焚書図書は七千数百点あり、テーマも多岐にわたるので、紹介し始めたら際限がなく、これで終わるということはないのです。

 三冊目も四冊目も予定されていますが、勿論私にその時間と体力が許されゝばの話であり、版元に継続する根気があればの話です。

 いづれにしても私の身にできることは小さく限られています。ご紹介できるのはほんの氷山の一角です。

 私の仕事はどこまでも消された本の世界の「開封」にとどまり、焚書の全貌を見渡すのは次の時代の人の課題となるでしょう。

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